『契赫のフォルクール』もいよいよ大詰め。来週中には完結の予定でいます。
そんな感じになってきたところで登場したのは、おそらく知らぬ人間などいないであろう、名探偵シャーロック・ホームズ氏と、その助手にして友人のワトソン先生。
なのだけど、本作に登場するホームズは推理なんて一切しません。
白雨は推理ものなんて書けません。推理小説は推理しないで(てかできない)読む人間です。トリックなんて全く思いつけないのである。
代わりに霊媒体質で幼女な精霊のアイリーン・アドラーに憑りつかれて、拳を振り回して大暴れします。
ワトソン先生もなんか良く判らんロケットランチャーを振り回してます。
読んだ方の中には「こんなのホームズとワトソンじゃねーだろ!」とお怒りになるであろう人がいたとしても、何ら不思議じゃないです。
白雨自身が思ってますから。「こんなホームズとワトソンがいるか」と。
もしこんなの認めない! と思う方は、どうか見なかったことにしてください。
「ああ、この作品にホームズとワトソンなんて出てないよな」と。
作品紹介にも書いておりますが、あえてここでもう一度だけ言っておきます。
皆様方のお目がもし、お気に召さずばただ夢を見たと思ってお許しを。
後私事ですが、先日の集英社ライトノベル、四次選考で落選しました。
あーあ、あと一歩だったのになぁ。落選した作品も、これまたページ数が200超えてるんで、他の新人賞には出せないんですよねぇ。
文学フリマに出すか、此処に挙げるか、出せる場所探すか悩み中。とりあえず評価シート届いてから考えます。
それでは。
ガイ・リッチー監督『シャーロック・ホームズ』を横で流しながら
白雨 蒼