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『元侯爵令嬢の侍女は氷の皇子の溺愛に気付かない』完結しました

拙作『元侯爵令嬢の侍女は氷の皇子の溺愛に気付かない』が完結しました。
ラブコメを真正面から書いたのは初めてだったので色々やりにくいところもありましたが、このくらいの長さであればなんとか……ということで無事に書き終えることができました。好きな相手に気付いてもらえず空回ってしまうおバカを書くのは楽しかったのですが、鈍感な女性を描くのは難しいですね。

さて、完結設定をしてとんでもないことに気が付きました。
!!19話が抜けている!!
ここにきてひとつ話が抜けている~! 凡ミスを連発する自分らしい最悪のミスに一日の始まりからショックを受けています。「あれ? 急に話飛んだな?」と気づいていた方がいればどうぞお読み直しください……。

男主人公だと共感対象がないと知人に指摘されダブル主人公ぽく書き直すことにもなり、色々迷走した作品でしたが、ともあれ、読んでくださってくださった皆様、ありがとうございました。

以下余談ですが、本作は中世ドイツをイメージに歴史を摘まみながら世界を作っています。歴史は苦手だったので間違ってても生温かい目で見逃してください!

・登場人物はみなドイツ名
・時代設定はルネサンス(14世紀頃)くらい(オリーヴィアの「古代文化が失われてそれを復活させるのが最近の流行りで~」という話)
・10~11世紀、二圃制に代わり三圃制が普及(かなり時代が離れるので、カッツェ地方だけ取り残されていたということに)
・三圃制による農業の発達、これによる貨幣経済の普及
・フランスあたりがさくらんぼの特産地なので、イステル伯爵領(帝国西部)ではさくらんぼが有名
・活版印刷(1450年)より前なので本は写本
・紅茶がヨーロッパに伝わったのは17世紀頃なので、一般には出回っていないということになっている

なお唐辛子がヨーロッパに伝わったのは15世紀頃らしく、展開の都合上時代設定とズレているところもあるのですが、そこはヴィルフリートが交易を盛んにする工夫を凝らした成果ということで……。

1件のコメント

  • コメントありがとうございます。そうだとしたら誤字ですね、ご確認ありがとうございました。見ておきます。
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