雨間一晴

俺は、遊園地に来ていた。自宅で失敗した、カッコ悪いプロポーズをやり直すために。 テラス席でホットココアを片手に、ダサかったプロポーズを笑う彼女。今日こそ、上手く伝えるんだ。

また迷子。私は子供が苦手だった。秋なのに半袖のＴシャツが寒そうな迷子の男の子、男の子を迎えに来た人に、私は衝撃を受けることになる。

彼が絶対に浮気してる。私は思い切って彼の携帯電話のロックを外した、涙が止まらなかった。

この人、さっきも私の前に居なかったっけ？そう思った女は、マスクと眼鏡の男性を追いかけることにするが……

何気なく開けられたダッシュボードの中身に、あなたは、震えることになる。

「モデルの彼氏がいるあんたが大吉で、彼氏も居ない私が凶。こんなの不公平だよね」

手と足を縛られ、謎の実験場で狂気の博士が注射器を持ってやってくる。俺らはそこで、死にたくなる体験を迎える。

半同棲の彼が先に帰っている、「ただいまー」私がそう言った後に、彼から衝撃のメールが届く。

「おっさんの幽霊とか、いても怖くなくない？ハゲ眼鏡の幽霊とかウケる」午前2時、牛丼屋でバカ笑いしている女子高生2人組は、事故が多発して女の幽霊が出る交差点を渡ることになるが……

この峠は事故が起きやすく、幽霊が出ると噂されていた。足を骨折している男は、銀色のナイフを持って幽霊を待ち構えていた。

俺は急に出かけるはめになって、コンビニでお金を下ろしていた。隣にいた、左腕をギプスしているゴスロリファッションの女に、コピーを手伝うように言われる。コピーされた物とは。

「やっぱり別れようかな……」私は、ここ最近ずっと同じことを考えていた。だけど、ついに決断して恋人に連絡を取る。

「ふふふ」ノイズ混じりの女の声が聞こえた。彼女など居ないはずの友人と楽しくゲームしながら、通話していた時にだ。俺は気になって、ついに友人の家を訪ねる。

「あなた、人を殺してますよね？後ろに憑いてますよ」そう出会い系アプリで出会った男に、女は言い放った。

深夜1時に郵便受けに何か届いた、アパートで一人暮らしをしている私は、それを手に取ると、ドア越しに声が聞こえだす……

【答えは近況ノートに記載】引きこもりの息子が住むドアの前に、食事の乗ったトレーが置かれる。ある日、一日中何も食べずにいる事を心配して、母親が室内に入ると……。あなたには意味が分か…

深夜2時、酔い潰れていた男が目を覚ますと、タイトスカートから白い生足を伸ばしている女性を見つける。千鳥足で付いていき、美人に違いないと我慢出来ずに、顔を見に行くが……

数年前に不倫がバレて独りになった俺は、ただ現実から逃げて、家に引きこもっていた。いい井戸の日だから掃除しようと言う親父のせいで、全然いい日では無くなった。

結婚一ヶ月記念日に妻は死んだ。残された僕は……

田舎の漁村に嫁いだ私は、獲物を捕るための網カゴに出会う。

『押すなよ』そう書かれた紙を背中に貼って、スーツ姿の男性が駅のホームに立っていた。ＯＬの私は、誰かが男性を押してくれるのを待っていた。

私がまだ小学校事務員だった頃の実話。 職員室に男性が訪ねて来るが、スリッパを履かず土足のまま、うつろな目をしていた。 「〇〇ちゃんはいますか？」うちの学校に、そんな子は居ない。

「トイレの花子さんって知ってる？」小学生の少女二人は、花子さんに会いにトイレに向かうが、そこで想像を超える恐怖と出会う。

2019年10月4日から毎日投稿を始めて、早くも32日目、ひとえに皆様のおかげです。

旅館にある旅の思い出ノートに、こう書かれてあった。〇〇が死にますように』それは私のフルネームだった。

こんな幽霊ライフなら、なってみたいかも？

金が無い男は、指名手配のポスターを見ていた。拳銃発砲殺人と書かれている。背後から銃を突き付けられ、死体のある部屋へと連れてかれる。そこで男のリボルバーが火を噴く。

ふざけた仮装に飽き飽きしていた。はしゃぎたいだけの若者。そう嘆いている男に、生のカボチャを頭にはめた二メートルの大男に声をかけられる。男は、本物のハロウィンを知ることになる。

認知症で寝たきりの祖父が、火葬された後に焼けずに残った物とは。

小学校から届いた千羽鶴、五匹いる金色の鶴の中に一文字ずつ書いてあった。並び替えると……

骨董品屋で買った不気味な招き猫、人間の歯のような物が生えている。その中身とは。

玄関を開けると幽霊のような少女が立っていた。両手を差し出す少女にお菓子をあげるが……

心霊スポットのトンネルを背に、自撮りをすると、何も無いトンネルの中央に顔認証の黄色い枠が現れ……

神棚の扉は絶対に開けたらいけない。そう母に言われた私は、ついにその扉を開けてしまう。

私の唯一の親友は、日曜日に決まってデートをする。引きこもりになってしまった私は、親友の後を付けるが、そこで歪んだ事件が起きる。

「ぼくは夜に目がさめて、トイレに行きたくなったんだ。こわいから、ママにドアの前でまってて。そう言ったんだ。ぼくウソなんかついていないのに……」

ぼくのご飯は美味しくない。隣の部屋から良い匂いがするから、お父さんは、ぼくに内緒で美味しいご飯を食べているんだ。

彼が、見知らぬ女性と腕を組んで歩いている。怒りに身を任せて、彼を問い詰めるが……

‪女性同士の結婚式に、私の母は反対して出席してくれなかった。‬ ‪駆け付けた母は、私の結婚式場で運命の再開を果たす。‬

「日本人で、まだ誰一人、世界ヘビー級チャンピオンになったことがないんだよ」減量中の身長2mのプロボクサーは、夢である、世界ヘビー級チャンピオンを諦めかけていた時に、昔に聞いた言葉…

ワラ人形も満足に打てない女性は、どす黒いワラ人形をある女性から受け取る。

魔王を倒し、世界を救った勇者と、エルフの魔法使いは、結婚式を行うが……

あるカップルは、霧の街に迷い込む。そこで見たものとは。

幽霊を見るために、日々努力する男は、ついに幽霊を見ることになる。その方法とは……

窓にセミが激突している。掃除を頼まれた夫が、窓を開けようとすると……

大きな屋敷に嫁いだ結衣は、姑に嫌がらせを受ける。 倒れてしまった姑が病室で寝ている。結衣は、そこで信じられない体験をする。

田舎に引っ越して来た、みゆきは、面白半分に、お地蔵様に顔交換アプリを使ってみたら……

腎臓が死んでいた日の実話。ブラック企業で疲れ果てた休日の朝、ノロウィルスかと思い恋人と検査に行くと、すぐに入院してくれと言われる。とても恋人に説明する気にはなれなかった。 未完成…