きょ~お は たぁ~のし~い
発売日ッ! ハッソイヤ(今日は楽しい運動会のリズム)
というわけでキャラデザ公開第十六弾! 書籍まだ1巻なのにキャラデザめっちゃ多い案件! 輝竜先生、本当にありがとうございます! ラストを飾るのは我らが勇者――
アレクサンドルだァ――――――――ッッ!(故人)
誰!??!?! このガッシリした体格の気の良さそうなあんちゃんは誰ですか!?!?
いやわかってますよ?! 我らが勇者――
アレクサンドルだァ――――――――ッッ!(故人)
そうなんですけど!! いやほらジルくんのイメージが強すぎたから!
……でも、これがアレクなんだよなぁ。アレクなんです。本来、田舎で気のいい農家の兄ちゃんやってたのが、アレクなんですよ……ご覧の通り、素朴で実直で、(クレアに死ぬほど騙されてもなお)のほほんとした人物なんです。
そのがっしりした体躯も、剣で戦うためじゃなく、農具を振るうためのもので、勇気と機転も戦場で生き延びるためじゃなく、日々の農家の暮らしで村のみんなを守るために備わっている。
備わっていた。
そんな男が、アレクサンドルなんですよね……。
余談ですが、ただの農家の子どもにしては、「アレクサンドル」って仰々しい名前だと思いませんか?
実はアレクサンドルって名前は、両親がやっと生まれた息子にウッキウキでつけた、農民には分不相応な厳ついネーミングで、作中世界では『輝かしい名前』とか言って揶揄されたりしてます。
まあ普段はアレク呼びなんですけど。アレクは己の名を、「おやじとおふくろが、無い頭を捻って必死で考えてくれた名前だから」と割と気に入ってます。もちろんそんなことを両親に言ったら「お前が言うな」と頭をポカッとされたでしょうけどね!
閑話休題。
いや~一番左端、げっそりとこけた頬がいたましいです。たぶん魔界でアンテと遭遇したときの顔でしょうか。その隣の、アダマスの横の快活な笑顔との落差がまた激しくって……
って待って!? アダマスがいる!!!
1枚の画像でふたり(?)分のキャラデザが見れてお得~~~っっ。
アダマス、強烈な個性のあるロングソードですね。それでいて死ぬほど頑丈そうなオーラが画面越しにも伝わってきます、これは間違いなくドワーフ製……! こんなデザインかつ実用性高い剣とか人族には無理だよ……!! 封印状態で色褪せてもなお、バルバラが戦場で一発で見分けがついたのも納得ですね!
そうしてアレクサンドルのキャラデザをじっくり眺めていると、初見時の「えっ誰!?」感はすっかり消え失せていて、もうこれが、この青年こそが、アレクなのだ――という気持ちになります。
なのに、この青年がイケメン魔王子に生まれ変わっちゃうわけですからね……!! 今度はアレク、お前が鏡を見て「誰だこのイケメン!? ……俺か」をする番なんだぞ!
はい。というわけで、キャラデザ公開、これにて閉幕です! 今日までお付き合いいただきありがとうございました。素晴らしいキャラデザの数々を生み出してくださった輝竜先生に改めて感謝を――! そして欠かさずキャラデザ紹介ツイートをしてくださった編集氏も、ありがとうございました!
ジルバギアス第1巻、私がエゴサしている(しまくっている)限りでは大変に好評で、皆様のご感想に日々励まされております! 本当にありがとうございます。第2巻を目指しつつ、これからも皆様にお楽しみいただけるよう、日々のWEB版更新も頑張って参る所存です!
第七魔王子ジルバギアスの魔王傾国記、まだまだ道のりは長く、走り出したばかりですが――今後ともどうぞ、よろしくお願い申し上げます!!!
さあ、それでは皆さん、ご一緒に!!!
禁忌ーーーーーッッ!!!