パワプロクンポケットというゲームシリーズを知っているだろうか。
野球がおまけに付いてくるギャルゲーである。
多種多様なヒロインが登場し、メロンパンだの縦読みだの有名なバッドエンドも多い。
で。
私は9のメインヒロイン(だと信じている)野崎維織に全てを狂わされた。
たまたま買ったパワポケ9でたまたま訪れたカフェで出会った維織さんに癖のバルブをぶち壊された。
だがこの野崎維織、初回はハッピーエンドに辿り着けないのだ。二周目ではじめてキーとなる選択肢が選べるようになる。
何が言いたいかといえば、ゲームという媒体の強みはここだと思うのだ。
文字は不可逆的にしか進まない一方で、ゲームは何度でも回ることができて、その周回でしか出会えないストーリーを作り出すことができる。
ソシャゲなどはその極みだが、Fateなどだってそうだ。複数回ストーリーを追って初めて全貌が見える。
そういうことのできる文章、作れないものだろうか……。