カクヨムのサイトを開いたのはもう半年ぶりぐらいになる。
せっかく開いたのだから、何か新作を投稿しておこうと思い立ち、メモリーバックという短編を連載式にして投稿した。
元々は「小説家になろう」に違うタイトルで投稿していたのだが、まあそんなことはどうでもいい。ついでに文庫本一冊分ぐらいまで増量しようかどうか迷っている。
やってやれないことはない。
危惧するべきは感動の押し売りのような作品になりはしまいか、という点。
思案すべきは、作品のバックボーンだろうか。
このメモリーバックという作品については、多分に哲学的要素、それも近代哲学における重要な部分をちりばめたつもりだ。
そういう意味でウケないのはわかりきっているのだが、ともあれ気にすることもないかと開き直った。
加えて言えば、比較的わかりやすい展開と描写で、ある種のシナリオのような作風を用いた。吉と出るか凶と出るか。
いや、それよりも先に読んでもらわねば話にならん。