ピュアでまっすぐな片思いを描きたい。
そう思って設定を急いで組み立てた物語。
難しいです。
ラヴがなかなか出てこない。
ヴァイオリンを延々弾き続ける。
でも、そこには心の成長具合を描く大切な描写もある。
汲み取っていただけるだろうか。
退屈ではないだろうか。
できるなら、曲を聴きながら、お読みいただきたい。
すこしでも、その曲の素晴らしさが伝わるように。
そして、その曲を奏でるそれぞれの人物の心の発達、成熟の度合いを測っていただきたい。
そんなことを考えながら執筆を進めています。
旧知の人物たちと、真新しい、生まれたばかりの人物たちが絡まって、ストーリーを紡いでいく。
その心地よさに苦しみながら。
書いて、読んで、直して、また書いて。
私の作品のファンだと仰ってくださる、ありがたい幾人かの方々に、すこしでも多く何かを感じ取っていただけて、楽しんでいただけるようなものを創りたい。
今宵も頑張ります。