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~桜舞う物語~「旅立ちの日に」を投稿!&個人企画に参加します!

このたび、木沢真流様主催の
【木沢塾:弍】意見が欲しい作品募集!(医療監修含む)
に参加することになりました。

カクヨムに久々に投稿し、書き友さんたちはきっと不思議に思っていらっしゃるでしょうw

拙作をご存知の方は、なる~と思ってくださるかもしれませんね。医療的に見て、この作品のあのシーンはどうなのか。素人がわからず書いておりますので(といっても詳しい越智屋さんにヘルプをいただきました、ただ細かい表現は私が勝手に書いていますので(^_^;))、専門的なところを知って、よりきちんとした内容にしたいと考えました。

そしてこの企画は、医療監修だけでなく、小説全般についてもご意見をくださるというありがたい企画。
ただし、このノートに講評ばっちり載ってしまいますが、それもまた良い経験です(*´▽`*) 書き友さんのみなさんと学びを分かち合って、みんなでスキルアップしましょう! あき伽耶は、俎板の上の鯉ですね(鯉の刺身、美味しくて好きです、酢味噌が合う!)。



主催者の木沢真流さま、どうぞよろしくお願いいたします。
希望留意点
・作品内の医学的監修及び、このケースに於いて他に可能性がある病気や症状の例を教えてください。今後の参考にさせていただきたいです)
・小説全般の講評

以上、どうぞよろしくお願いいたします。

5件のコメント

  • 絵もあるんですね! 作れるんですか? 羨ましいです。
    近況ノートを作っていただいたのは、個人的にコピペしていただいて、削除できるように、という意味合いもあります。
    私の方でバックアップはしてあり、部分的には私の「木沢塾の軌跡」には参考として載せさせていただきますが、こちらは削除されても構いません。
    あまりいいものではないですからね汗

    確認させていただこうと思った内容が見つかりました。
    「他に同じようなケースがあるとすれば、どのようなものがあるか」
    についてですが、こちらに書かれているように「同様の症状で、他の可能性のある病気」ということでよろしいでしょうか?
    現時点では病名は明らかにされていませんが、心筋梗塞の類い、ということでよろしいでしょうか?
    であれば心筋梗塞以外で胸が痛む、高齢者にありそうな病気、という認識でよろしいでしょうか?
    もう少しで完成しますので、しばしお待ちください。
    よろしくお願いいたします。
  • 木沢さま

    ご確認をどうもありがとうございます。
    的確にお願いを表現できておりませんでした。

    読者が死亡フラグを立てられそうな症状は、胸痛か頭痛かなと思いますので、「たまに胸痛や頭痛の症状があり、普通に生活はできていて、高齢者で、今回のようにぽっくりと死に至るような可能性のある病気」でお願いいたします。

    はい、絵作れるんですw といいますか、素材ソフトを集めて作るといった類のものなのですが。
    越智屋さんにも作らせていただきました。もしよかったらご覧ください。

    コチラです↓
    https://kakuyomu.jp/users/ocha/news/16818023212033131593
    https://kakuyomu.jp/users/ocha/news/16817330665880819962


    念のため、木沢塾弐にも書き込みいたします。
    どうぞよろしくお願いいたします。


  •  この度は自主企画へのご参加ありがとうございました。

     私はこのような作品が大好きです。誰にも訪れる人生のワンシーン。忌み嫌われる瞬間かもしれませんが、どうせ来るならしっかりと迎えたい。桜の花びらに包まれて、やるべきことをしっかりとやって、来るべき瞬間を待つ。主人公の今までの思いが伝わってきましたし、最後まで前向きな気持ちに胸が熱くなりました。

     今回は小説全般についてと、医学的な見地からのコメントについて、ということで要望をいただきました。
     この点について、この素晴らしい作品がさらによくなるためにはどうしたらよいか、自分なりに考えた点をを知らせいたします。医学的な見地からという意見ものべますが、エンターテイメントの世界では正しければ全ていい、というわけではありません。小さなことも気づいた点は述べますので、あくまで最後はご自分の判断で取捨選択をしていただければ幸いです。

    ① 出だし
    「タイトル」「あらすじ」「出だし」で全てが決まる、と言われますが、

    タイトル「~桜舞う物語~「旅立ちの日に」」
     非常に素晴らしいと思います。桜と旅立ちというのは日本人にはみなぐっとくるものがありますよね、そこで読者はキャッチフレーズとあらすじに目が行くわけです

    キャッチフレーズ:「最後の客は——」
     いいですね、私は好きです。色々想像を膨らませてしまいます。

    あらすじ:この物語の大事なポイントが込められていて、このお話を好きな読者が読んでみようと思えるあらすじになっていると思います。

    ②1話のタイトル
    「桜舞う物語り」となっていてタイトルの「桜舞う物語」と異なるのは意図的でしょうか? そうであれば問題ありません。


    "花冷えの朝"
     「花冷え」という言葉を初めて知りました。このお話全体を見事に表している素晴らしい言葉の選択だと思いました。行頭にスペースを空けないのは意図的でしょうか。意図的でしたらすみません。


    "両親が揃って……行き来する。その間にママが健太君の大好きな顔つきパンと食パンを「今までありがとうございました」とレジへ持ってきた。"

     句読点、もしくは分けると読みやすいと感じました。また、「健太くんの大好きな顔つき」と前の方にくっついて伝わる可能性があるので、「健太くんの大好きな、顔つきパン」とするか「健太くんの大好きな《《顔つきパン》》と」(カクヨムツールによる傍点)としてもいいかと思います。


    "午後になり、「開いてることは元気な証拠」と小夜さんが歩行車を押しながら来店した。小夜さんは少なくなった私の人生の戦友だ。"

     「小夜さん」と聞いた時「誰だっけ? どこか見落としたかな?」と思ってしまいました。一人称小説で初めて馴染みの人が登場する時の表現って難しいですよね。自分なりに考えてみたものとしましては、

    "午後になり、西陽が差し込む店先に《《えんじ》》色の歩行車がカタカタ音を立ててやってきた。「開いてることは元気な証拠」と言いながらひょっこり顔を出したのは小夜さんだ。彼女は少なくなった私の人生の戦友だ。" 

     セリフと、初めて登場する人物名を最初に出すのではなく、音と映像を先にだしてから、人がやってきて、喋らせるようにしてみました。これであれば小夜さんを知っている主人公が、「小夜さんだ」と思っても違和感がないと思いました。

    コメント:小夜さんの戦友という存在がいいですね、改めて読み直してみると、まるでいわゆる走馬灯のようなシーンに思えてきました。


    "手紙から顔を上げると、レジ台の上に勉の置き忘れたマフラーがあった。"
     勉はもう帰ったんですよね。"誰もいない店内"とあることからも、わかりますが、もしなんらかの一文があるとスムーズだと思いました。

     自分ならどうするか、練習がてら色々考えてみました。
    "溶かしていった。

     ありがとう、と言いながら商店街の人混みに消えていく勉に私は手を振った。ちょうど真上に浮かぶ夕陽がまぶしくて、目を細める。やっと目が慣れてきたころにはもうその姿は見えなくなっていた。"

     余韻を残すということで、敢えて具体的に描写しない、という選択もあるとは思います。小夜さんも健太くんも去り際の描写がありますので、統一させるという意味では、勉さんの去り際の描写もあってもいいかもしれません。

    ラスト:
     ラストはもう感極まってしまいますね、ずっと会いたかったと言ってくれるシーンが印象的でした。素晴らしい終わり方でした。

    医学的なコメント

     今回関連ありそうな部分は、

    "また、だ。
     胸の奥の辺りが、ぐっと掴まれるような感覚。
     やはり、齢なのだ。"

     とラストの部分でしょうか。
     表現としては全く違和感はありませんでした。

     敢えて考察するとすれば、症状があれば病院に行っているはずだよな、薬も出ているはず。人によっては苦しい時に飲む薬、もしくはスプレーなどを出されているはずだよな、なんて考えました。
     しかし、田舎では特に畑への思いが強い高齢者が多く、ダメと言われても頑張ってしまって悪くなって救急車で運ばれてくる人がいます。特に夏の炎天下に畑に行って、熱中症で運ばれてくる人はよくいます。
     今回のケースを敢えて医学的に考えると、狭心症状といわれる心臓に血液が足りない、という胸が痛い状況になって、次は心不全(心臓が動けない状態)に陥ります。これは痛みよりも、息苦しい、はあはあ、いう、横になれない、座っている方が楽、冷や汗をかいている、といった状況となります。それで心臓が頭に血を送れなくなると、意識を失ってしまいます。放っておくと死にいたります。
     この「心不全(苦しい)」という状態を乗り越えて一気に心臓の血管が詰まった場合は、心臓がほぼ機能しなくなり、急激に倒れることはあるかもしれません。今回はそのケースに当てはまるかと存じます。

     事前にチラッと致命的なリスク(胸が痛い)を出しておく(いわゆるフラグ)のはとても良いことだと思いました。これがないと、最後に何が起こったのかわからなくなってしまいますからね、読む人によっては「SF?、認知症?」と間違った捉え方をされてしまうことがありますので。それを防ぐことができています。

     敢えて付け加えるとしたら、

    "また、だ。
     胸の奥の辺りが……フフと笑ってしまう。"

     に、動きすぎてはいけないのに頑張ってしまうところがすでに描写されていますがさらに、
     
    "「フフ」いつの間にか私は笑い出していた。すこし前の私なら、自分の体が思うようにならないことが悔しかった。けれども最近は、疲れてもなおも働こうとしている、いつまでも気持ちの若い自分が妙におかしく見えた。そんな私に医者は、次に発作が起きたら命にかかわりますよ、なんて言うけど、体が動いてしまうのは仕方がないもの。"

     医者にはすでにかかっていて、状態がよくないことも知らされている。それでも深刻に捉えることはなく、前向きに、明るく、あるがままに受け入れる主人公をイメージしてみました。

    「たまに胸痛や頭痛の症状があり、普通に生活はできていて、高齢者で、今回のようにぽっくりと死に至るような可能性のある病気」

     リクエストありがとうございます。ご指摘のとおり心筋梗塞はほぼ全人類が長生きしていれば起こりうるリスクですので、ありふれた症状かと思います。また、次に挙がるのが脳卒中とよばれる脳の血管の病気になります。脳の血管の病気には大きく分けて二つあり、脳出血(血管が破ける)と脳梗塞(血管が詰まる)があります。脳梗塞は麻痺、喋れない、などがメインで、すぐ死ぬというよりはじわじわというイメージかもしれません。脳出血は突然ぽん、と意識がなくなり、場合によってはそのまま死に至りますので、ぽっくり、という意味では脳出血のほうが近いかもですね。一度脳梗塞を起こしていたり、高血圧、糖尿病などを抱えていると脳出血のリスクはぐっとあがりますので、リアリティを出すならちらっとそのことを出してもいいかもしれません。

    例:半年前脳梗塞を起こしてから、左足が思うように動かなくなった。医者から出された薬を飲んで入るが、無理はするなと言われている。

     などでしょうか。その後脳出血をおこしたとなると、突然ですから、今回のお話ような展開になる可能性はあると思います。

     次にぽっくりといえば不整脈になります。脈がしっかり打てないとしっかり血液が送れず、体の不調を起こす前に脳に血流が行かなくなって、バタンと倒れてしまいます。運良く戻ることもありますが、戻らないとそのまま死亡、となります。ここで勘違いされやすいのが、不整脈=心臓、と聞くと胸が痛くなるのでは? と思うかもしれません。しかし不整脈は胸が痛い、という症状はなく、あっても「どきどきする」という「動悸」になります。そして「どきどきしていたら気を失った」という流れはあまりなく、「どきどきしている」と感じられる不整脈であれば脳に血流が行かないことはないことが多いように思われます。危険な不整脈はどきどきするとか感じる前にすでに意識を失って、バタンと倒れてしまいます。
     なので、不整脈が起こるかも、とわかっている人には薬が出されていたり、一度でも危険な不整脈を起こした人はペースメーカを入れることが多いと思われます。ペースメーカを入れておけば、心臓は動いてくれます。お話を作る上では(死んでもらうためには)面倒ですけどね笑

     ざっくりとこんな感じでしょうか。
     今後のあき伽耶様のご活躍を期待しております。
  • 木沢様

    まずはじめに……この度はとても素適なキャッチコピーをお書きくださりまして、どうもありがとうございました。とてもとても嬉しくて飛び上がってしまいました<(_ _)> 頑張って書いてよかったと思える瞬間でした。
    そして、貴重なコメントをこんなに沢山書いて頂いて……とてもご丁寧に読み込んでご対応いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

    ➀キャッチコピーはカクヨムのために、慌てて作りましたが、今胸をなでおろしています。

    ②③物語「り」、花冷えの冒頭スペースは気がついていませんでした。ありがとうございます。

    ④~⑥健太君~の句読点、突然の小夜さん名前、勉だけ帰る描写が無い、文を加えるとわかりやすい…確かにそうですね! 
    ご指摘いただいて、やっと気がつきます。
    自分でそのように捉えられる目線をもっと養わなくてはと思いました。
    文章も実際に考えてくださって、とても参考になりましたし、刺激になりました<(_ _)>

    医学的なコメントと、リクエストへのご回答も詳細に教えて頂いて、大変参考になりました! 経過による症状変化もとても興味深かったです。
    今後、同じようなケースを書く場合、とても役立つと思います。ただふんわり誤魔化しながら書くのとは異なり、安心して自信をもって書くことができると思います。

    木沢さんが冒頭に、「忌み嫌われる瞬間かもしれませんが、どうせ来るならしっかりと迎えたい」と書いてくださっていて、実はこれこそが私がこの物語にこめたかった想いだったのものですから、大変嬉しく思いました。人はどんな風に死ぬかわかりませんし、死ぬ場所を選びたくても選べないことが多いですよね。本作は、理想の人生の閉じ方とでもいいましょうか。そんな風に考えて作った物語でした。

    今回参加させていただいて、とても勉強になりました。
    今後とも、精進していきたいと思います。
    この企画を開催してくださった木沢真流様、ご紹介くださった越智屋ノマ様に心より御礼を申し上げます。

    そしてせっかくのご縁です<(_ _)> どうぞ今後ともよろしくお願いいたします!
    (n*´ω`*n)
  • 嬉しいコメントありがとうございます!
    まさにご縁ですね♪ 今後とも何卒よろしくお願いします。
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