亞屍(あかばね)

@Akavane
2020年8月16日に登録

現代ファンタジー
詩・童話・その他

2021年5月4日
君色透明人間 feat.IA
　『君色透明人間』のミュージックビデオを公開しました。【YouTube】 [現在非公開動画リンク] 【niconico】 [現在非公開動画リンク] 　作詞/作曲/動画: 相澤塩素　編曲: 館山クヌギ　歌唱: IA 　また、音源も公開しております。【SoundCloud】 https://soundcloud.com/kunugitateyama/sets/iwyc 　相澤塩素の、VOCALOID第一作。　よろしくお願いします。　ついでと言っては何ですが、短編『君色透明人間/スズラン』はこの楽曲を基に執筆した作品です。できたのは曲の方が前なのですが、形にするのに相当の時間を要してしまいまして。　まだの方は、是非に。短編『君色透明人間/スズラン』 https://kakuyomu.jp/works/1177354054919048846 (追記) より良いものとするため、現在YouTube･niconicoでのミュージックビデオは公開を停止しております。 SoundCloudでの音源は公開したままなので、そちらをお楽しみください。 (重ねて追記) MVの制作が滞っているため、YouTube･niconicoにてリリックビデオを公開しております。お待たせしてしまい誠に申し訳ございません。 YouTube: https://youtu.be/3TJzhUiTZY8 niconico: https://nico.ms/sm41025510
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2021年5月3日
自主企画に参加します。
　今まで気が進んでいなかった「自主企画への参加」を、今回ばかりはやってみようかな、と思いました。　カクヨムには「自主企画」というシステムがあり、カクヨム公式が主催するコンテストに近い形式で一般ユーザーが応募内容を決めて主催できる、というものです。作者と読者、或いは作者同士の交流の場にもなっています。　気が進まなかった、というのも、執筆歴があるとはいえ素人であることが一番の理由です。　自主企画を主催する方々の中には「全部読みます」「評価します」という方も少なくないわけで、裏を返せば、その場所に自らの作品を置くという行為が、読むことや評価することを強要しているようで、どうも烏滸がましく思えて仕方がなかったのです(勿論、これは批判ではなく、自分がもしそうする場合そう躊躇ってしまう、という話ですが)。　しかし、それではいつまでも井の中の蛙。　(いい意味での)図々しさは必要なのだという結論に至り、自主企画に参加させていただくことにしました。　今回参加した自主企画は以下の3つです。夢美瑠瑠様主催「短い読み物ください」 https://kakuyomu.jp/user_events/16816452220018577674 参加作品『神様の世界』『瑠璃と珈琲』南颯太様主催「あなたの作品読みます！」 https://kakuyomu.jp/user_events/16816452219968388522 参加作品『神様の世界』『瑠璃と珈琲』狐火様主催「短編純文学ください」 https://kakuyomu.jp/user_events/16816452219874509088 参加作品『神様の世界』『瑠璃と珈琲』　これを機に、他の参加作品や主催者様の作品などに触れていただけたらいいな、と思います。
2021年3月29日
YouTubeにて
　こちら、｢相澤塩素｣と｢亞屍｣のYouTubeチャンネルです。　【相澤塩素･亞屍】　https://youtube.com/channel/UCs5FGehXv4WdOO17opQE0CQ 　どういうことかといいますと、｢相澤塩素｣名義で音楽を、｢亞屍｣名義で小説を、それぞれ制作しているというわけです。同一人物です。　これからも何かあれば動画を投稿していく予定ですので、よろしくお願いします。
2021年3月14日
短編集『トライポフォビア』について
　長編の書けない亞屍です。　ふと書きたいと思った時に書く、というのが私にとって最も良い書き方なのです。そうやって短時間で書ける短い文章というのは案外均整が取れていて、逆にああしようこうしようなんて考えているとどこかでボロが出てしまうもの。　しかし、あまり短い文章を無数に、乱雑に、投げやりに世に放つのも違う気がしていました。　そこで、思いついたのが短編集。短編集ならば、思いつきで書いた文章をいくら世に出しても、見た目は整ったままです。　ということで、短編集『トライポフォビア』新設。　前述の通り、思いつきで書いた文章を公開していきたいと思います。当然思いつきなので、不定期更新、ジャンルも様々、ルビの有無までバラバラになると思いますが、何卒。　一作品目を飾るのは、「幽霊の話」。　3/15 (月) 正午に公開予定。
2021年2月14日
『瑠璃と珈琲』注釈
　僅かながらもネタバレに繋がる注釈です。　まだ本作を読んでいないという方は是非。第1話｢01. I Esbjerg (エスビャウにて) 2010-05-30｣▼ https://kakuyomu.jp/works/16816452218368707608/episodes/16816452218368749747 【水道塔】――1話　一般には｢給水塔｣。給水システムに水圧を与える為の設備。【境界線】――2話　ここではドイツとの国境のこと。トゥナーはデンマーク南端、ユトランド半島の付け根部分に位置し、ドイツ北端のニュービルから直線距離で16kmと近い。【500クローネ札】――2話　デンマーク･クローネの紙幣を指す。2010年6月時点では、日本円にして1クローネ約15円。デンマークで高額な紙幣である1000クローネ札が出回ることはほぼなく、500クローネ札もあまり流通していない。尚、2011年2月に500クローネ紙幣はデザインを新しくしており、偽造防止効果が高まっている。【祝祭】――3話　リーベは｢デンマーク最古の都市｣とされ、2010年6月4日にはリーベ建設から1300年となった。【朱嘴鸛】――3話　ヨーロッパで見られる、コウノトリ科の鳥類。｢赤ん坊を運んでくる｣｢幸福をもたらす｣など縁起が良いとされており、人をあまり恐れない。高い屋根や塔に巣を作り抱卵する習性がある。【エーブレスキーバ】――4話　デンマークで伝統的に食べられているクリスマス菓子。生地を球状に焼き、酸味の強いジャムなどと共に食べる。【歩行者通り(ストロイエ)】――4話　コペンハーゲン市庁舎広場からコンゲンス･ニュートー広場まで東西およそ1kmに及ぶ道。商店も多く立ち並ぶことから観光地となっている。
2021年2月4日
『瑠璃と珈琲』について、個人的な解釈。⚠ネタバレ含む⚠
　『瑠璃と珈琲』、いかがでしたか？　綺麗な物語を書こうと思って、執筆に至りました。　まだ読んでいない、という方は是非。第1話｢エスビャウにて 10.5.30｣▼ https://kakuyomu.jp/works/16816452218368707608/episodes/16816452218368749747 　ここからは、私の勝手な解釈をしていこうと思います。　私がこれからここに記すのは、一人の読者としての解釈と思っていただいて結構です。とはいえ作者と脳は同じなので、執筆時の思考などによるバイアスがかかっていますが⋯⋯。　以下、解釈。　私が最も気を使った表現は、何と言っても“コーヒー”です。　英語では｢coffee｣。素敵ですよね。｢o｣｢f｣｢e｣が2つずつ並べば均整が取れるのに、最初の｢o｣が欠けてしまっている。不完全だからこその苦さと美しさ。私はコーヒーからそんなことを感じました。　漢字表記の｢珈琲｣にもちゃんと意味があるんですよ。江戸時代の蘭学者である宇田川榕庵が当てた字と言われているのですが、｢珈｣｢琲｣は簪とそれを繋ぐ紐を意味しているそうです。コーヒーの実を見たことがあれば分かるのですが、赤くて丸い綺麗な形をしていて、簪に喩えられるのも合点がいきます。　｢コーヒー｣が話に出てきたのは、6話と10話、オーデンセのカフェの中だけですね。　まず、6話では“僕”は｢メニューの上から9番目のコーヒー｣を頼んでいますが、｢9番目｣というのはアルファベットの9番目、即ち｢i｣を指しています。｢藍｣と読んで奇病そのものを表現していると取ることもできるし、｢哀｣と読んで死を待つだけの自分を表していると取ることもできる。ここには本当に様々な解釈があっていいと思います。　次に、10話の冷めたコーヒーについて。　“少女”が“僕”のために事前にコーヒーを淹れて待っていたとも、二人の僅かな会話の中で冷めてしまったとも捉えられます。　更に穿った見方をすると、｢本当にコーヒーは冷めていたのか？｣という疑問が出てきます。作中では｢とっくに冷めていたのか、湯気は見えない｣としか記述されてませんからね。　“僕”の病はこの時すでに深刻な状態にあり、目も水晶のような腫瘍で覆われていたかもしれません。そんな状態だったら、コーヒーも霞んで見えるし、当然湯気なんか見えるはずありません。　あるいは、彼なりの文学的表現だったとも考えられます。6話と10話を読めばわかる通り、6話では注文をした描写はあれど、コーヒーが“僕”に運ばれたことは書かれておらず、10話では注文の描写がないままコーヒーがテーブルに置かれています。6話の時点で頼んだコーヒーが10話でようやく手元にやって来る。勿論、店員である“少女”が1杯のコーヒーを2週間近くも保存しておく訳はありませんが、“僕”からすればそれだけ時間が空いてしまったという比喩表現にはなるでしょう。そういえば、“僕”がコーヒーを飲む描写は何処にもありませんね？　最初にも書きましたが、以上は全て私の｢勝手な｣解釈です。読者の皆様が様々な解釈ができればいいな、と思っています。(あまりに突飛すぎても困惑してしまいますが⋯⋯｡) 　今後とも、他作品共々、よしなに。
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2021年1月31日
『非科学的シュプレヒコールのススメ』と、『瑠璃と珈琲』についても。
　非科学的シュプレヒコールのススメ、執筆中です。　本日1/31から4日ごとの更新となるので、2話以降は日付が4の倍数の日に投稿があるのだと思ってください。　各話タイトルも決定しているので、ここに載せておこうかと思います。 #01 (2021/01/31 公開済み) プロローグ #02 (2021/02/04 公開予定) 復興 #03 (2021/02/08 公開予定) 戦争について、近頃の若者 #04 (2021/02/12 公開予定) “無”の足音 #05 (2021/02/16 公開予定) 燦として少女めく #06 (2021/02/20 公開予定) 諍い #07 (2021/02/24 公開予定) 奇々怪々 #08 (2021/02/28 公開予定) 不明瞭な反撃開始の合図 #09 (2021/03/04 公開予定) 土の魔法 #10 (2021/03/08 公開予定) 正しさ #11 (2021/03/12 公開予定) 外の世界についての考察 #12 (2021/03/16 公開予定) DAWN 　間に合わなかった場合、公開予定日を4日ずつ遅らせて頂きます。もっとも、できるだけそんなことはないようにしたいのですが⋯⋯。　とにかく、今後ともよしなに。　それと、瑠璃と珈琲について。　こちらは、本日の0:00に全話一挙公開しました。　着想を得てから4日間で書き上げたので、大した量ではありません。こちらも読んでみてください。　タイトルから決まることは個人的には超がつくほどレアケースでした。　昔、ファイル名を決めないと保存できなかったので「新」だの「NEW」だの付けて保存してたら、最終的にタイトルを決めるのが面倒になって、ファイル名がそのまま題名になってしまうこともありました。　そういう意味では、異例な作品です。非科学的シュプレヒコールのススメ第1話「プロローグ」▼ https://kakuyomu.jp/works/16816410413981703885/episodes/16816410413991102330 瑠璃と珈琲第1話｢エスビャウにて 10.5.30｣▼ https://kakuyomu.jp/works/16816452218368707608/episodes/16816452218368749747 　二作品とも⋯⋯というか、全作品、　宜しくお願いします。――亞屍
2021年1月20日
『非科学的シュプレヒコールのススメ』の投稿について。
　近いうちに、新作『非科学的シュプレヒコールのススメ』を投稿しようかと考えております。　なかなか不思議な文章になっています。何を言っているか分からないかもしれません。正直、作者である私すら混乱してしまうくらいです。　“設定”が書き始めた当初から千変万化してきたので、ここ食い違ってない？みたいなことがあるかもしれません。そういう時は鼻で笑うなりしてから、どうか私にお知らせください。　如何せん作品を書くモチベーションが「脳内の世界を形にしたい」ただこれだけなので、どうしても綺麗に整えるというのは苦手なのです。　無論精査しているつもりではありますが、やはり多くの人間は――特に私は、不完全にできているのを痛感させられます。　長くなりましたが、『非科学的シュプレヒコールのススメ』略して『ひかシュプ』、ぜひ読んでください。　投稿頻度とか、どうしよう。