• 異世界ファンタジー

学校を卒業しました。

 最近専門学校を卒業しました。

 その時に記念パーティーがあったのですが、皆沢山お酒を飲んで、二次会、三次会……と、学友との最後の思い出作りを楽しんでいるようでした。私はすぐに帰って、電車の中でアークナイツをしていたのですが。

 その帰りの電車で、ずっと虚無感に襲われていました。ちっともお酒を飲めない私、その場のノリについていけない私、今までの学校生活を忘れたい私、もうクラスメイトと二度と話したくもなければ会いたくもない私、それでもクラスメイトと繋がっていたい私……。正直今でもどれが本当の私か分かっていない状況です。

 私は『絡繰りと偽りの幻想世界』の執筆に励んでいます。きっと今公開されている場面では、主人公のクオンは人と人との繋がりがあることでしょう。ですが、これから彼女はだんだんと孤独を感じていくことになると思います。そして、自分が周りと違うという「ずれ」を感じていくと思います。

 私はこの話を、自分にとってのけじめとして書いています。ただ、どうしても、私はこの話を書いていると悲しくなるのです。まるで人間から「ずれた」クオンが、クラスメイトや社会からずれている自分と重なってしまっているように思えて。

 その「ずれ」が何なのかは、終盤で分かってくると思うので乞うご期待ください。

 ただ、卒業した今は、大切にしている人のために、そして読者のために誠意を見せていきたいと思っています。

 これからも頑張って執筆していきますので、どうかよろしくお願いいたします。

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