表題の通りですが、『テレパシーの両片思い~俺と幼馴染のあいつはお互いの心が読めるけど絶対に告白しない~』を無事完結させることができました。
読んでくれたみなさんのおかげです。ありがとうございます。
さて、それだけじゃつまらないのでこの物語を書こうと思った経緯について綴ってみようと思います。
両片思いのラブコメを読むのが好きなんですよ。
甘くてじれったくて、もどかしいのがいいんですよね。
特に距離感が縮まりそうなのに、なかなかそうならないのが面白いんですけど、読者視点からすると、どちらもお互いのことが好きなのは分かってるわけです。
で、もし両片思いをしてることをお互いが知っていたらどうなるんだろう、と思ったのが、この物語を思いついたきっかけです。
それでも付き合っていないという状況をつくるための設定は少し難しかったんですけど、うまく伝わっていればいいなと思ってます。
もともとこのも斧語りは、今年の6月ごろに思いついて冒頭の1万字ぐらいは書いてました。
でもそのころ軽い気持ちで短編を書いたところ、それをちょっと追求したくなって『コロナなんて関係ないと信じたかった僕らの物語』という連作短編集を書きました。
そうこうしているうちに、僕がメインの活動としている公募の締め切りが次々とやってきてしばらく書けてませんでした。
11月末締め切りの公募に作品を出したあとに、12月が空いてることに気付いて『テレパシーの両片思い』の執筆を再開しました。
6万字ぐらい書ければいいかなと思っていたんですけど、ちょうどカクヨムのコンテストが始まる時期だったので、せっかくなら10万字を目指そうということで今に至ります。
カクヨムコンは正直、現状では読者選考を通過するのは厳しそうな状況です。完結ブーストに期待するしかないですね。
けど、書いてて楽しかったのでまぁそれはそれということで。
それに思っていた以上の多くの方にフォローしてもらったり、星をもらったりしてとても嬉しかったです。
年明けからはまた公募用の原稿を書くつもりです。
ただ、いつかまたウェブに連載することがあると思いますので、どこかで見かけた際は読んでいただけたら嬉しいです。
では、あらためて、読んでいただいてありがとうございました。