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二つ名第一部 あとがき

「私をそんな二つ名で呼ばないで下さい!」完結しました。とりあえず第一部完ということで。

 そこそこ長い物語にお付き合い頂きありがとうございました。

 一応、第一部完という事になっておりますのはここまでが当初構想だったからです。続きの構想は書いている途中にイリューテシアが勝手に出してしまいました。この娘本当に作者の都合考えない娘でして。

 ただ、ここから先を書こうとすると構想が遠大になり過ぎる上にイリューテシアが多分三十路を迎えてしまうため、書こうかどうしようか考えているというのが正直なところです。三十路ヒロイン、ありなんですかね?

 この作品は四話かそのくらいにお話を頂きまして、書籍化する事になっております幸運な作品です。その割には大人気とは行かず、書籍化ぽしゃったらどうしよう、とか思いながら一生懸命書いておりました。どうやら無事に出る様子なので、よろしくお願いいたします。

 書籍化予定の作品でしたから、気合いも入りその気合いがイリューテシアに伝わったら、それはもう喜んで暴走してくれて、書くのは楽でしたがとんでもない事を次々としでかしてくれて大変でした。誰が大女神像を動かせと言った。

 本当はこの作品も他視点をいろいろ書こうと思っていたのですが、どうも他視点は評判が良くないので、とりあえずイリューテシア視点で最後まで書いちゃおうという事になりました。他視点はこれからちょっと書いてみようと思っております。趣味的に。

 書籍になると決まった段階で、概ね女性向けになる事は決まってしまいましたので、大戦争してスプラッター人死に一杯の作品には出来ませんでした。当初R15にしていたのはそれなりに人死にが出る筈だったからです。人死にが出ない代わりに神様が大騒ぎする展開になったのは作者もちょっと予想していませんでしたね。

 イリューテシアはとにかく勝手に動いてやらかしてくれて、それでいいのだと開き直って暴れてもらいました。貧乏騎士のラルフシーヌには皇太子身分の縛りがあったのですが、イリューテシアには放任主義の旦那がいるだけですから暴走が凄い事になっております。誰が馬に乗って空を飛べと言った。

 無事に完結したのでほっとしたのが正直なところです。この完結したところまで無事に書籍になれば良いなぁ。好評なら続きも書いて本にしたいなぁ。というのがポロッと出た本音でございます。是非、書籍の方をよろしくお願いいたします。沢山加筆しましたしエピローグは書き下ろしです。

 とりあえず完ですが、お付き合い下さった読者の皆様に大感謝を。毎回いいねを下さった方々励みになりました。

 これからも応援よろしくお願いいたします。

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