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暗殺女帝ベルリュージュ後書き

 完結しました。ご愛読ありがとうございました。

 今回はちょっといつもとは違う、ヒロインがバリバリ人を殺して行く、登場人物に善人がいない、重めの作品を目指して書きました。

 ……やめときゃ良かったです。大変でした。

 やっぱりヒロインが悩み苦しむ作品は作者的には書くのが大変で、大いに苦労してしまいました。

 時期的に梅雨時期で体調が思わしく無かった事もあり、更新の遅延が発生。仕方なく書けたところまで更新する形式にしたら物語にまとまりも無くなってしまい、困りました。

 本当に大変でした。

 ただ、内容的には中々面白くなったとは思います。思いますが兎に角体調が悪くて集中出来ず、もう少し描き込みたい場面で根気が続かず、悔いが残るシーンが沢山出てしまいました。複数視点もやりたかったのですが、とても無理でした。

 本当はアスタームも色々動いて考えていて、知らないうちにベルリュージュが助けられている場面もあるのです。後、辺境伯夫妻も色々企んでいて、これをアスタームが抑える話ですとか、アスタームの弟妹が企む話ですとか、皇帝陛下の蠢動をお母様が掣肘する話ですとか、色々ネタは考えて裏では動いているのですが、とてもとても書き切れませんでした。

 もの凄く悔いが残るので、元気で暇になったらリファイン&完成版を書きたいですが、無理でしょう。やはり人には向き不向きがあります。私には重苦しいお話は向いていないと考えるべきでしょうね。

 それでも何とかベルリュージュ視点だけは完走出来たので良かったです。これからもベルリュージュは沢山苦労するでしょうけど、頼りになり過ぎる危ない旦那が助けてくれるでしょう。助けるんだか火に油を注ぐんだかは分かりませんけど。

 この作品を楽しく読んでくださった皆様に厚く御礼申し上げます。次の作品もよろしくお願い致します。

 ありがとうございました。

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