• 歴史・時代・伝奇
  • 二次創作

「口づけと共に死ぬ」について③

近況ノートまで読んでいただき、ありがとうございます。
さて、ここでは「口づけと共に死ぬ」の『回想 レディ・オブ・ザ・ランドの奇跡に』について触れたいと思います。

まず、早速になりますが次回についてです。
次回のタイトルは『回想 レディ・オブ・ザ・ランドにさよならを』、そう回想編のラストです。
ちょっとずつ更新していく予定ですが、「ここは一気にいきたい」と思ったら予定を変更します。ご了承ください。


※ここからネタバレありで話します。

さて、まずはラヌの勘の良さについてです。
勘の良さで変装を見抜くなど、直感探偵になっていたラヌ。「勘に頼りすぎじゃ?」と思われたかもしれません。はい、正直凄く頼りになります。
実は初登場時から、ラヌは「一目見ただけでよそ者か見抜ける」ほどに勘が鋭いのです。変装程度では彼の眼を誤魔化せません。スパイだって正体暴けちゃいます。
むしろ、そのレベルで勘が鋭いため「言葉の虚偽と本心」に直感で気付けます。
ずっと宝の持ち腐れ状態だったのですが、トワという素直じゃないお喋り相手が出来た事で報われた。

次に、港町にジョーンズ夫妻を探しに来た男です。
彼の言うレディとは、本編時間軸に居るあのレディです。そして、夫妻を支援した仮面の貴婦人もレディです。
レディは人を雇って海外で人探しをさせるほどに資産の余裕がある富豪です。
機会があれば、レディのその辺りを書きたいと思いますが……。
さてさて、この男についてです。
この男がラヌに声を掛けたのは本当に偶然です。店で地元のお茶を堪能していたら子供が産まれるという話が聞こえてきたので、話している男が父親だと思い込み、帰りしなに祝福しようと思っただけ。
ジョーンズ夫妻について尋ねたのは、ラヌが「他の住民に比べて友好的」だからです。港町の住民は基本的に排他的ですので、ラヌみたいなのが少数になります。
男にしてみれば、ラヌのように友好的な住民は貴重なので今の内に聞いておきたかったという感じです。
それが大当たりなんて、ラッキーですね。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する