• に登録
  • SF
  • 異世界ファンタジー

続・昇進のお話

 昨日取り上げた昇進についてのお話で、今の勤め先は公務員と同じ(らしいです)計算で、一人一人に等級と棒号が定められており、それが各社員に可視化されている事を思い出し、契約書を確認しました。
 私の等級を去年と比較すると、ちょうど本年度から(一般的には)昇進圏内の位に上がっていたようです。
 つまり、前年度の時点ではどれだけ頑張ってもルール上、恐らく昇進させられなかったのだろうと推測されます。
 これには、私の前職が何のゆかりもない異業種であり、役職的にもヒラでしかなかったため、初期の等級が非常に低かったことも関係しているようです。
 こうした意味でも、学生時代から就職活動は真剣にやらないといけないのだと、また勉強になりました。
 
 これまでの私のように、この辺が勉強不足だと「こんなに頑張ったのに否定された!」とお門違いな逆恨みを抱く羽目になりますし、自分が今、どの位置に居るのかわからないまま大言壮語を吐いたり、逆に腐って卑屈になったりする羽目になります。
 
 物語においても主役のスピード出世など何となく書かれがちですが、実際には、きっちり計算されている組織ほど緩やかなマイナーチェンジの積み重ねなのだろうと思います。
 いきなりバージョン1→2にアップデートされるのではなく、1.0→1.3 だったり 1.0→1.8だったりで、個人差が出るのでしょう。
 私の場合、巡り合わせの問題で、前任者との等級も違いすぎたようです。
 この辺も、創作論のネタになりそうなので備忘録としてメモっておきます。
 
 余談ですが棒号の方を見るとかなり上がっていました。
 恐らくここで、等級を急にあげられない代わりの評価がされているのでしょう。
 単純に、年功序列で全てが決まってしまうことを防ぐため、だそうです。
 昇給的に、楽になった気が全くしませんが!

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する