若シニのMALIA(マリア)の話です。
以前も軽く触れましたが、彼女や“命の剪除者”まわりの設定はエタった過去作のリファインなのですが、
物腰が柔らかく邪気の全く無い、謎の実力者と言う、単体としてのタイプは全く同じ筈です。
それが、過去作ではパーティ年長のお姉さんポジションとして、頭の固いヒーローやもう一人の気弱なヒロインをリードしていたのが、今作では年下系キャラになっていたのが、書いている私自身にとっては興味深い変化でした。
どちらかと言えば主人公や、他の仲間よりも精神的に未熟な面が目立つと言う、真逆の結果が出ました。
死んだらおしまいの実戦か、死んでも生き返れるゲームか、の違いはあれど、本人のキャラクター自体に差は無い筈なのですが、やはり組織や物語の中での立ち位置とは、人物像に大きく影響を与えるのでしょう。