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世紀末スローライフでの試み、その他 ※一応、二話目の仕掛けのネタバレ注意

 主人公の視点“だけ”が無い一人称、と言う形態にしてみました。
 冒頭の「そっちだったのか」と思わせる仕掛けをどう表現するか悩んだ時に思い付いた副産物とも言えますが。
 有名な所では「桐島、部活辞めるってよ」や「プシュケの涙」シリーズで見られた手法ですね。
 前者は視点どころか、本人が一切登場しなかった筈なので、厳密にはまた違うかも知れませんが。
 
 序盤を書いてみた感じ、かなりピーキーな手法である予感が既にしています。
 上記二作を一応読了していた経緯もあり、主人公にミステリアス・超然とした印象を与えるのには有効だろうと予想していたのですが、それ以外が難しい。
 逆説的に内面描写の一切を捨てる事になるので。
 また、この手法を取ると言う事は(大方)主人公に大物感を出したい意図がある筈なので、それに腐心するあまり周囲の賞賛や評価が“目的”になってしまわないよう、細心の注意が要りそうです。
 もう少し書き進めてから、所感を創作論にまとめると思います。
 
 執筆再開はお正月休みが明けてからの予定になります。
 
追記。
 結局、今日、一話上げてしまいました。

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