某核シェルター跡地にて、200年前の採用面接の音声記録を発見。
一週目では気付かなかったのですが。
面接官「面接ナンバー87。この候補者は本名開示を拒否しています」
候補者「ああ、何も教える気はない。名前は自分で決める! 政府に押し付けられたナンバーではない!」
面接官「素晴らしい。政府に不信感を抱く理由を教えて頂けますか?」
候補者「俺は政府のやり方をずっと見てきた。奴らはフリーメイソンと結託し、税金で(ピー)な事をしているんだ! 」
面接官「あの、資料によりますと、貴方は長いこと税金を滞納しているようですが……」
候補者「アブラクシオクリーナー(洗剤)の箱に“食べ物ではありません”と書いてあった。指図するな! 俺は食べたいものを食べるんだ!」
面接官「素晴らしい。このシェルターの管理官になりませんか?」
候補者「ネクタイなんて付けたくない! ズボンも履きたくない!」
※読みやすいよう、一部要約・改変してあります。
本名すら明かさない面接希望者。
陰謀論をぶちあげていたと思えば、何故か、流れるように洗剤の注意書にブチキレる。
不幸中の幸いは、このシェルターは未完成で終わったので、実際には稼働しなかった事でしょうか。