うめもも さくら

『赤』『光』と書いてきた短歌の秋、最後のテーマは『濃い』ですね。 わたし的には前の二回よりもテーマが象徴的に感じましたが、だからこそ私の中のキレイな部分と醜い箇所が色濃く言葉に出…

※少し大人向けな表現があるかな？と思う話にはエピソードのタイトルの最初に『☆』をつけました。すごく苦手な方は読み飛ばしても、そんなには差し支えないと思いますので、日常のわちゃわち…

短歌の秋のため作りました。 含めた意味がわかりにくいものもあるかもしれませんが、あなたが感じた解釈が正解です。 短歌は深く考えてもよし、考えなくてもよし！だと思うので（笑） 一応…

目には見えない心の機微や目に映る見たまんまの情景を詠う短歌は、詠む人だけではなく読む人の想うままに解釈ができて、それが楽しいものですね。 あなたの心の片隅に、ほんの少しの幸福を。

私が恋をした女性は、神に愛された姫君だった。 彼女はこの世界とは全く違う世界から現れ、私はそんな神に愛された彼女を守る一族の人間。 出逢うべくして出逢い、決して実ることのない恋情…

私は令和の知識を使い、周囲には男と偽りながら、稀代の陰陽師の弟子として働いている。 赤く美しい一条戻橋を抜けて、今、私が暮らしている師匠の家にたどり着く。 「おかえりなさい、愛…

七歳離れた姉は秀才で美人。 性格だって、優しくて穏やか。 妹の私にも優しくて、私を大事にしてくれてる。 けど、ちょっと変わってる！ 頭いいのに、大学は誰で行けそうなところ。 ハイ…

前の歌の言葉尻を違う言葉に変えて始まる短歌を二十首連作にしました。 慕い合い、本能と建前に従う『私』と『君』の取るに足らない歌合せをつらつら並べています。

死にたがる君を傷つけてしまったとしても……。 僕が望むのは君が生きていること。 ただそれだけ。

KAC20241からKAC20248までのいくつかの物語をなぞっていますが、この小説だけでも読んでいただけたら嬉しいです。風変わりで少し異様で、まるで不思議な童話のような雰囲気を…

メガネ男子キャラ好きの女子高生が、コンタクトレンズによって絶滅の危機に瀕しているメガネ男子を守ろうとするだけの話。

まるでモノクロの世界の中で生きてきたのはヒロインの同級生の黒斗。 まるで無色透明の世界の中で生きてきたのはヒロインの血の繋がらない兄であり教師の透明。 ヒロイン、十色　彩莉（デフ…

今の世の中を、かつての彼らが嗤う。

スーパーで売られるパックのシラス干しに混ざったちっちゃいエビみたいに、聖女にくっついて異世界に召喚されたコトリ。 元の世界に戻してもらえるはずだったのに、次期国王がコトリを気に入…

ごく普通の高校生だった下条桐馬はある日突然、異世界トリップをしてしまう。 その異世界で、お姫様のアーリアに出逢い、彼女に拾われて、今はトーマという呼び名で彼女のお世話係をしている…

実り豊かな田舎町に引っ越してきた初めての夏。 この田舎町には一つに決まりがあった。

一人娘だった姫君は、異母兄弟の弟が嫡子、若君として生まれ、その後、彼女は毒見役となった。 氷のように凍てついた心を持つ姉姫と、心優しき若君。 それは、いつしか歪で狂おしい恋物語と…

この企画に参加するか迷いましたが、私の黒歴史の戒めの意味もこめて、そして、誰かがクスッと笑ってくれたら報われる思いでこれをここに書き記します。 うめももさくらの歴史の書（黒）が今…

ささくれは親不孝のしるし、ささくれになると親不孝、ささくれや逆剥けのことを親不孝と呼ぶ。そんな言葉があるようだけれど、どんな言葉も、その言葉の真意とはその時の人間にしかわからない…

いつもどおりの朝を迎えたけれど、外に出ればいつもと違う空模様。 気がつけば、突然、鬱蒼とした木々に囲まれた湖の前に立っていた。

お利口ではない男を愛した愚かな女。 聖母ではない女に愛された哀れな男。 愛情だの恋情だのというものは、上辺だけ綺麗な言葉で飾っても、しょせん、自身の中の神様と悪魔を争わせるだけの…

友達から聞いた話なんだけどね。 この言葉ほど近しく感じながら信憑性の全くない言葉は他にない。 つまらない遊びより、面倒くさいしがらみより、こんな作り話で興味を満たしてみないかい？…

　なんで、こんなことになったんだろう。 　私、ただ部屋の内見しにきただけなのに。 　なんか得体のしれないものに、めっちゃ睨みつけられているんだが……。 　なにあれ？ 　部屋の内…

　私には三分以内にやらなければならないことがあった。 　疲れて眠るこの部屋の主であるこの女が、必死な思いで用意した物。 　私は、それらをことごとく壊し、引きちぎり、投げ捨てて、使…

　この国一番の魔女マリアージュには三分以内にやらなければならないことがあった。 　それは、この国の王子であるジューンの口から愛の言葉を紡がせ、彼からキスをしてもらうこと。 　ただ…

みなさま、こんにちは。 うめももさくらです。 ただ私が個人的に大好きなときメモGS 1st Loveのプレイレポを書いているだけのものです。 エッセイなどと高尚なものではなく、攻…

今は昔、未だ西洋の足音さえ聞こえてこない頃。 此処に一人の若者と三体の人ならざる者がともに旅をしていた。 若者、白髪の青年ヨミ、絶世の美女お銀、侍装束の利之助。 とても賑やかで騒…

最近、私の記憶が戻った。 失ったことすら忘れていたけれど、欠片一つさえもう失いたくない大切な思い出。 『私、異世界に行っていました』 再び異世界に戻ったら、もうその異世界生活…

僕の彼女の見てる世界は少し変わっているけれど僕の彼女の視てる世界は僕とは変わっているけれど僕たちは同じ世界で愛し合って生きている。

私の好きなゲームやマンガ、アニメをイメージして詩を作りました。 何の作品をイメージして作った詩か、わかりますか？ ページの最後の方に答えとあとがきがあります。 私が、私の好きなも…

見慣れない小さな喫茶店《きっさてん》の前で足を止めた。 たくさんの大きなビルが立ち並んでいる大通りの中にぽつりとひとつ小さく佇んでいる。 どのビルもどこにでもありそうなそれなりに…

二十首連作です。 意味合いなどは読んだ人の感じ方それぞれでいいと思っています。 ただ一例としてそれぞれの訳を一応載せています。 「」でストーリー性ある意訳も載せてあります。 ただ…

さぁ、物語は始まった。 最初から激むずのハードモード。 これは恋愛シュミレーションゲームじゃない。 これは乙女ゲームじゃない。 これはサバイバル、捕まったら負けの鬼ごっこ、いや、…

KAC20231〜6の話題が出てきますがこれだけでも楽しめるようにしたいと思います。 もしお時間があればKAC20231〜6も読んでみてください。 俺はファンタジーなんて信じな…

彼女たちとの出逢いは本当にひょんなことだった。 たまたま立ち寄った本屋の本。 『七人の神様』 そんなタイトルだった気がする。 その本が突然光って気がついたら彼女たちが目の前に現れ…

脳まで筋肉な豪快に笑う姫と真面目で少しひねくれた魔道士の話。

デスクワークで朝から晩までエアコンのきいた社内にいて、帰りは電車やバスでさっさと帰ってしまうから外など見てもいない。 そんな日々を繰り返しているからか時々、季節や 曜日を忘れると…

たとえば、真っ白な雪に足跡をつけるように。 たとえば、美しく飾りたてられたケーキにフォークをさし入れるように。 たとえば、綺麗に盛りつけられたパフェをスプーンで掻き混ぜるように。…

人は私のことを呪いのぬいぐるみなんていうでしょうけど、そんな大層なものじゃないのよ。 ただ、怒っているだけ。 ただ、許せないだけ。 だから、私があなたを捨てないことにしたの。 あ…

ここは都心から少し離れた場所で細々と続いてきた小さな本屋。 私の名前は仲野　結です。 この度、店主だったおばあちゃんが引退して私が引き継ぐことになりました。

私の思う沼らせ男と沼らせ女の小説です。 『君』が望んだものになるまでけっして恋人にならない二人の話。

鳴かず飛ばずの小説家になってしまった俺は道に迷い、訪れたことのない小料理屋の前にいた。 その小料理屋に入ってみると、お品書きには料理の名前に混じって一つ不可思議なものが並んでいた…

ゲームのプロット、プロローグになってます。 主人公が男でも女でも好きなように想像してください。 想像力次第でいくらでもホラーにもコメディにもなるでしょう。 見た目も内容もこの先も…

KAC20211~KAC20219までの後日談的な内容で今までのキャラが出てきます。もちろんこの話だけでも読めますが他の話も読んでくださると嬉しいです。 あとがきは私の好きな曲で…

神様は言った。 「もう貴方は主人公であることを諦めてしまったのですか？」 俺は答える。 「もともと主人公なんかじゃなかったよ」 俺はここでのんびり食堂のオヤジになっていく。 食…

悪の姫は狂気に満ちた瞳で歪に嘲笑う。 英雄は表情を崩さず姫をみつめる。 誰にでも平等なあなた。 優しいあなた。 純粋なあなた。 気高いあなた。 私にさえ出逢わなければずっとそのま…

だんだん遡っていく。だんだん薄れていく。それでも最後に思うのは君への言葉。

転生前に読んだ胸くそ悪い結末の小説の世界に転生したので結末を変えようと思います。

取り違えられたスマホにはたくさんの犯罪の写真や文面があった。 私がやっていない罪が詰め込まれたスマホ。 私の本当のスマホは今どこにあるの？