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物語に対して神経過敏になっちゃってるのかなぁ・・・

カクヨムに登録して以来、毎日のように素晴らしい作品に出会て人生がより充実した気がするんです。

だけど、同時に酷く気分が悪くなる物語にも出会う事が多くなりました。

チート能力を使って平気で殺人を犯す物語や、主人公側だからと言ってさも最もらしい理由を盾に、イジメや犯罪行為(飲食物に下剤を混ぜる等)をしてざまぁみろな態度を取る作品がそれです。
正道を持って悪に対するのではなく、陰湿な仕掛けで相手を貶めるようなものはどうにも読むに耐えません。

でもそういう物語って、やたら人気のある作品が多いんですよね。

私がもう古い人間で、今時の若者の感性についていけないんでしょうか。
それとも未熟な若者は、「もし自分が敵側の人間だったら」という思考が欠如しているのでしょうか。

最近私がアニメ映画にハマっている事は、度々この近況ノートで記してきました。
で、つい昨日見た映画で、まさか同じような嫌な思いをするとは思いませんでした・・・・・・まさかの興行作品でこれとは。
「ぼくらの7日間戦争」という映画なのですが、少年少女が大人たちの都合に振り回されるのが嫌で、古い施設に立てこもる話です。それ自体は少年らしく、腕白な点が微笑ましいとも思いました。

が、物語の前半でなんとその主人公たちが、施設の屋上近くまで梯子で登って来た職員を突き落とすというシーンが描かれていました。
地面まで少なくとも10mはあり、普通に転落すれば死んでも不思議ではない状況で、です。
その後の話はもうさっぱり頭に入ってこなくなりました。殺人未遂行為をしておいて若者の悩み話を延々されても、ンなもん知った事か、さっさと裁かれろとしか思えませんでした。

私自身が物語に対して注文の多い、面倒臭い人間である事は自覚しています。
でも、現代で受ける物語の主流がこの有様では、もう自分には世間が面白いと言ってくれる作品は書けないのかもしれません。

まぁグチは言いますが、多分また何か書きますけどねw

4件のコメント

  • わたしも正直、いまどきのチート系が苦手です。
    ざまぁは、まあ、そこそこ好きなほうですが、やられ具合にもよりますかね。それによっては、『地獄に落ちろー』と思っちゃいますし笑。

    あと、ほかにもいろいろと、“いまどき”な、苦手な作風があり、それが大概人気ですが、わたしは無理です。書けません。そして読めません。ごめんなさいです。

    『いいんだも~ん。わたしは好きなこと書いちゃうんだも~ん』で、やっていきます笑。
  • コメントありがとうございます。

    人によって許容範囲はさまざまだと思いますが、あんま倫理に拘りすぎても創作が出来なくなるっていうのも分かるんですよ。

    でも、今日日はそんな作品がもてはやされ過ぎっていうのがどうも…
    自分の作品が受けないのは実力不足としても、ふと見つけた素晴らしい作品が完全に埋もれてるのはどうにも切ないものがあります。

    千千様のようにすっきりと開き直れたらいいんでしょうけどね。
  • 僕はチート主人公系を「ある程度」なら許容できるのですが、あまりにひどいものだと不快になります。
    ざまぁも嫌いです。

    でも、こういうのがもてはやされてるのをいやだと思うことはありません。
    確かに主人公たちが行う行為はひどいのですが、文章は素晴らしいし、それが評価されるのは当然だと思っているからです。
    お気に入りの作品が埋もれているのはすごく悲しいですが……。

    僕の小説ではざまぁやチート主人公は出さない予定です。
    僕が嫌いなものを書いても、楽しくないので。

    貴方も、小説を書いてて楽しい!という気持ちを大事にしていてください。
  • 応援コメントありがとうございます。

    ううむ、大人の対応ですねぇ、海陽様の人間の完成度が伺えます。

    私は駄目なんですよね。漫画でもアニメでも小説でも、物語に没入してしまうタイプなんで、読みながら主人公やその隣に居るような臨場感を感じてしまうんですよ。
    なのでその隣に居て一緒に物語を紡いで行く主人公がいきなり非道な事をしたりすると、まるで仲のいい友人がいきなり悪事に走るような不快感を抱えてしまうんです。
    「ぼくらの7日間戦争」がまさにそれでした。「え!おいおいそこで消火器とかシャレになら……あああああ!」な感じでして、そのシーンで完全に主人公たちを悪としかみなせなくなりました。

    自分の書きたいものを書く、というのは私のスタイルであり崩す気はありません。それで評価が上がらなくてもまぁしょうがないとは思います。
    自分みたいなのは「ヨム」には向いてないのかもしれませんね。
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