マイページ
小説を探す
ネクスト
公式連載
書籍化作品
初めての方へ
ログイン
新規登録
(無料)
鉄機 装撃郎
@43121523
2016年2月29日
に登録
SF
現代ファンタジー
robo_robotarou
フォロー
ホーム
小説
6
コレクション
1
近況ノート
60
サポーター
1
おすすめレビュー
119
小説のフォロー
177
ユーザーのフォロー
57
2017年12月24日 22:24
カクヨムロボット大賞2017、鉄機の一口感想!(No18~32)
村雲唯円氏(@SleePRING___)が主宰なさっているユーザー企画『輝く!カクヨムロボット大賞!~2016~』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883986006
2017.12/22時点で33作品が参加している本企画は、とにかく2017年で一番熱いカクヨムロボ作品を決めようぜ!という熱意溢れる趣旨のイベントです。
ロボ作品を書いて、参加して、読んで、最終的にgoogleフォームにて投票する… そういうお祭り的なイベントなので気になっている方はぜひ!
自分はひとまず全作品に手を付けられたので、ここまでの一口感想を書いておきたいと思います!
感想Tweetを改めてまとめる形で!
――――――――――――――――――――
クトゥルフ×スーパーロボット! 鋼の叫びよ闇を裂け!
18:斬魔機皇ケイオスハウル・重装改/seal
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883986006/episodes/1177354054884029188
言わずと知れたカクヨムロボ三機神が一柱、クゥトルフロボモノ。
seal氏作品の例に漏れず、クゥトルフみたっぷり。しかもスーパーロボットの魂を搭載しているのが闇鍋感あります。
キャラクターたちが各々に考えて動いている、という部分が自然に表現されている辺りが流石。
自分はクゥトルフにあまり詳しくない不届き者なのですが、それはそれでむしろ魔術めいた奥行きを感じられるので良いかも知れない!
――――――――――――――――――――
この戦いに大した意義などない。
19:ギルガマシンの戦線 戦闘機装ザンダガル/北方 刃桂/岸辺 継雄
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883986006/episodes/1177354054884220286
これは80~90年代製作のミリロボOVAを彷彿とさせるようなお話。
冒頭しか読めていませんが、ミリタリー要素を前面に押し出しているので硝煙の香りが濃厚。自分にはちょっとばかりキャラが多過ぎたかも…
――――――――――――――――――――
月面超兵器 vs 地球量産機
20:ルナティック・ハイ/ハムカツ
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883986006/episodes/1177354054884220334
月面超兵器 vs 地球量産機、このキャッチコピーを見て「あれだ!」と思ったら大体合っている…かも! 立ち位置的には○ヴァに対する○ーゼフォンというか、いわゆるポスト○○というべきなのか、かの作品の影響を色濃く受けて練り上げられたのかなと。
ただし、個人的には別物と言って良いと思うし、キャッチコピーを裏切らぬ展開は好き!
序盤構成はちょっとスローテンポですが、そこさえ乗り越えれば、あとは量産機萌えとしてチューンアップされている印象がありますね。
――――――――――――――――――――
空の牢獄より、私達は。
21:コンフリクト・スカイ/紅葉林 槭樹
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883986006/episodes/1177354054884275468
空中監獄が空に浮かぶ世界、その看守視点で始まる物語。
ガジェットはディストピアSFのそれで、ロボモノというよりもSFみ強めの味付けが施されている印象。空中監獄襲撃!というキャッチーな冒頭展開から、一時的にちょっと止まってしまうドラマが惜しいなーなんて
――――――――――――――――――――
復讐のため、少女は悪魔の手を取った。
22:悪魔と少女と復讐機/@kakougg
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883986006/episodes/1177354054884300138
このキャッチコピーだけで作品概要が分かると言っていいくらい、とびきりシャープな一作。
かつて失った平穏と片腕、その仇たる髑髏のマシンを追って少女は戦いに赴く。既にそんなドラマが繰り広げられている最中から始まるので、アクション洋画的な割り切り方を感じますね。要素が増えれば雑味も混じる、ならば純度を高めようというスタイル。
アクション、アクション、とにかく復讐アクション。このソリッドさが割と好き
――――――――――――――――――――
科学が発達し、騎士は鎧にエンジンをつけた――サイバーパンク・騎士道物語
23:エゥディカの戦う人々/輝井永澄
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883986006/episodes/1177354054884300141
騎士身分が存続している近未来、国は二つに分かれ再び戦乱の香りが…という冒頭で始まる一作。SFにロボも出ている、といった印象の塩梅が個人的には心地いい。
戦争を生業とする騎士の矜持とはなにか、手放してはならないのは何か。
そんな美学が見えて来るような一作で、凄くお洒落。そしてどこか泥くさい。
――――――――――――――――――――
あらゆる性癖が込められた、魔法少女のSFファンタジー!!
24:魔装討女マレキウムレオ ―パワードスーツとオタクと魔法少女―/ミレニあん
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883986006/episodes/1177354054884304595
オタクの、オタクによる、オタクの為の深夜帯ニチアサ魔法少女モノ。
特に第一話目でやっている流れが完璧に近くて、びっくりした一作。
時に描写が少し甘いと思うことはあるけど、サクサクテンポよく進んでいくストーリーは面白おかしく読めるので凄く楽しい。序盤で立て続けに2回も触手怪人が出て来るし、何の躊躇もなくオタク向けだし、純度120%の”好き”で固められているのが良い感じ!
――――――――――――――――――――
ロボット×女装男子!? 追加装甲<コスチューム>を着せ替えて戦え……!
25:聖女禁装ゼスマリカ.XES-MARiKA/東雲メメ
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883986006/episodes/1177354054884304989
真っ向からニチアサ系のロボットモノ。ただし主人公は男の娘!
なんというか、深い沼が手招きしながらおいでおいでと言っているような作品。普通に可愛い女の子も出て来るし、サービスシーンもきっちり用意されているんですが、それと並行してきっちり男の娘絡めて来るのは非常に業が深い。好き
ただ、端々にのぞくセックス・ジェンダーの話題は、多分、誤魔化さずに取り上げていくのかな?と。
ちょくちょく文章が重いなぁというところはあるんですが、それが気にならないくらいエンターテイメントをやっているし、個人的にはこの中の作品でも企画の面で成功している作品だと思います。
――――――――――――――――――――
悪役令嬢に生まれ変わったからと言って恋に生きるわけではない!
26:ハイメタルガーデン・レイディ~悪役令嬢はロボットがお好き~/甘味亭太丸
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883986006/episodes/1177354054884316510
転生モノ&悪役令嬢モノ… というよりかは、もっと正統派のファンタジー令嬢モノ!
まず文章が非常に安定しているので読み易いし、展開自体もお転婆ロボオタクお嬢様のドラマがしっかり描かれていて面白い! 凄くまとまっています
一話目冒頭から本格的なロボ決闘が描かれているとか、良いですよね
――――――――――――――――――――
少年は【魔王】となり【正義】を破壊する
27:Justice Breaker/狼狽 騒
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883986006/episodes/1177354054884371550
主人公はロボに乗ることなく、生身で敵を打ち倒すというコンセプトの作品。
でも、某機甲猟兵的な感じではなくって、もっと異能だとか魔法だとかそういったスタイリッシュな感じの倒し方であるはず。まだ序盤しか読めていないのですが、かなり壮大なお話になっていきそう
あのテンポには好き好きあると思う
――――――――――――――――――――
大地を取り返すために、人類はやはり戦いを選んだ。
28:AFTER~Aim for the earth "Redo"~/栄織丞
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883986006/episodes/1177354054884395074
敵は汚染環境に適合した未確認生物。
そんな未知の化け物に理性と思考、それにおまけの弾薬で敵に立ち向かうロボットモノ。
戦闘運びといい、展開といい、洋画チックでしかも論理的なSF感が濃厚。キャラが多くなりがちなミリロボをここまで分かりやすく出来るのか!という驚きもありました
――――――――――――――――――――
死せる姉に囚われたメンヘラ男の娘に、救いの朝は来るのだろうか?
29:『血棺炉神ヴァルヴェスティア』/鯖田邦吉
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883986006/episodes/1177354054884456319
ダウナー&ダウナー系の吸血鬼ロボットモノ。
これは”吸血鬼パンク”とでも言うべき作品で、それくらい吸血鬼たちによって歪められた歴史のifが深く作り込まれている良作ですね。本来とは異なる歴史を辿ったイギリスや、その中で存在意義を与えられたロボット。むしろ社会や世界観の方からディティールを固めて行ったような雰囲気もあって、これはまさしくパンク系SFだと思う。
ハイクオリティ。ただし、めっちゃ人を選びますねこれは…!
――――――――――――――――――――
カクヨムロボット小説、至高の原典への入り口!
30:スーパー◇ボット外伝「」- 並行神話断章 -/ながやん
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883986006/episodes/1177354054884521744
カクヨムロボのクロスオーバー作品、スパ◇ボ「」の外伝作品群!
外伝作品とはいっても、こちらを書いているのもスパ◇ボ「」と同じくながやん氏。
それぞれの作品に贈られた二次創作の完成度は言うに及ばず、
今回、ロボ大賞用に追加された作品紹介のコラムみたいな部分もとにかく凄い…
作品の立場的なものもありますが、間違いなく殿堂入り枠で良いと思う作品
――――――――――――――――――――
好きになるって、こういうことさ
31:スターライト・ストーカー/キチゴエ
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883986006/episodes/1177354054884521748
なんだろう、少年と少女の出会いから始まる王道スーパーロボットモノ…かな!
形式がいわゆるSSだとか、プロットだとか… そういう形式に近いので、何か完成形に向けての骨組みみたいなものかも知れない。
その形式自体にどうこう言うのは全く本質ではないけど、もっと表現を研いでから、この話で描かれるべき面白さを叩きつけて来て欲しいかも。作品の本筋を語れなくて申し訳ない
――――――――――――――――――――
美しき世界をもう一度。
32:ビューティフル・ワールド/判家悠久
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883986006/episodes/1177354054884576335
遠未来、海水の淡水化という問題を解決すべく、人類は過去へエージェントを送り込んだ―― という壮大な設定から始まる作品。
実は内容自体を咀嚼できるほど読み込めていなくて、むしろプロット調の文体がちょっと気になっていたり。登場人物や設定の多さと描写量が釣り合っていない感があるので、今、一体どんな状況なのかがちょっと想像しづらいかなって。
イカ型ロボット、好きです。
――――――――――――――――――――
――私を、人間にしてください。その代わり、私が貴方を元の世界に帰します
33:蟲狩りのアンダイナス/カワハギ。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883986006/episodes/1177354054884649111
異世界転移の皮を被ったSFロボットモノ。
ロボットモノでいえば、楽園追放やゼーガペインの血を継いでいるのかも? 古き良きSFのガジェットが組み込まれていて、すんなり抵抗なく入って来るのがなんとも心地いい感じ。
ちなみに主人公機はゴリラロボット、ギミック満載で頼りがいのあるタフゴリラ。
ゴリラは良い… つよいゴリラ好き
鉄機 装撃郎
X
Facebook
はてなブックマーク
4件のコメント
判家悠久
2017年12月25日 03:44
判家です。率直な感想有難うございます。
「ビューティフル・ワールド」はどうしても捲ってしまうので、丹念な描写が抜けてしまい分かりずらいですよね。本当恐縮です。
とは言え、このスタイルで書いていかないと、4章に渡る100万字近辺で終われないのでやむ得ないかなと、思う次第です。
ともあれ、お忙しいところお読み頂き有難うございました。
鉄機 装撃郎
2017年12月25日 22:32
判家様
いえいえ、こちらこそ序盤だけの感想になってしまい申し訳ないです。もちろんこれはただの感想に過ぎませんし、「ビューティフル・ワールド」の対象となって然るべき読者から自分が外れていただけかもしれません。
そういう意味で、確かに自分には刺さりませんでしたが、どうか判家様の目指す作品になれば幸いと思っております。
こちらこそ、一緒に祭りを盛り上げていくロボ同志としてありがとうございました!
榮織タスク
2017年12月26日 09:36
感想ありがとうございますー!
世界観により深みを与えたいというのと、対異生物ミリロボだけだとあれかなー、と思って空中都市群編では別アプローチ(人VS人)をしておりますので、そちらもご覧いただければ幸いですー。
アルカシードでロボット感の希薄な格闘はやっちゃいましたので、AFTERの方は論理的な方をやってみようと思い立ったのがあの描写の理由です。
ですが、文章で詳しく表現しようとすると逆にわかりにくくなりそうですので、どう簡略化するかを悩んだ結果、洋画っぽく……(これはハムカツせんせもそう思われたそうで)。
何にしても、ありがとうございました!
そろそろ更新しますのでっ!
鉄機 装撃郎
2017年12月26日 21:46
人間vs人間もミリロボの華ですよね。
洋画っぽい、というのが良い風に作用しているのはまさしく栄織氏の技量ゆえかなと、羨ましく思っております!
コメントの投稿には
ユーザー登録
(無料)
が必要です。もしくは、
ログイン
投稿する
2018年を迎えて!【ロボの民】
カクヨムロボット大賞2017、鉄機の一口感想!(No1~17)