弥生　菜未

ノンフィクションか、詩か――――――。 どっちつかずだけど、拙い文章に込めました。 私の家族、愛猫の話です。

『宝石の魔女』ラピスラズリは美しさを求めて旅をしている。 しかし、この旅には一つ、注意点がある――――。 「ルイス、好きだ」 「もう聞き飽きた」 かつてラピスラズリを救った剣…

この世界で魔女、魔法使いと呼ばれる人間は、魔法を使える代償に不治の病を抱えている。 セリは長い間魔女と旅をしていたが、それも"限界"を迎えようとしている。 セリが「お姉ちゃん」…

私はアンデッドとしてこの世界に戻った。 記憶はなく、『再生する身体』と『花を蘇らせる能力』と『自由』だけがここにある。 アンデッドだけど、私が何かの力になれたら良いな――――――…

重力、責任、現実、人間関係――――。 すべてから解放される、一瞬の幸福。 ハヤブサになって、夜の街を鳥瞰する。 そして、その真実。

僕は勉強ができない。頭が悪い、という意味ではない。やればできるとも分かっている。 けれど、勉強に対するどうしようもない拒否反応が僕を襲う。 努力に裏切られるかもしれない。いや、…

腰まで伸びた白い髪と、紺の瞳を持つルイナ。 腹部に傷を負い、記憶の一部を損傷したルイナが目を覚ましたのは、豊かな自然が残る国――――ウェルディアの森に建てられた小さな小屋だった。…

病気は可哀想なんかじゃない。 若くても、病気が希少でも、なる時はなる。なる人はなる。 ただ、それだけのことだ。 それでも虚しさは残る。 悲しみは募る。 惨めに思う。 私は孤独。

病を抱えた私は旅に出た。 発病をきっかけに魔法が使えるようになり、体内を巡る魔力によって生かされている私。 余命は五年。 私は"今"の生き方を知らない。 これは、命を考える物語。

異端であることからいじめを受ける僕は、○でも×でも△でもない形を求めている。正解でも不正解でもない、そして否定されることもない。僕はそんな存在になりたかった。