最近、職場の勉強会にて「尊敬する人を出来るだけあげなさい。ただし身内はだめです」というものがありました。
入社1年目ぐらいの女の子は次々と、女子アナやら女性タレントの名前をあげていましたが、年配者は全く思いつかず困っている。もちろん私も思いつかない……。
結局私が出した尊敬する人は『天田昭次』『長曾根虎徹』でした。
どちらも刀鍛冶ですが、前者は何年か前に亡くなった人間国宝。後者は言わずとしれた虎徹。
勉強会で言われたのは、「その尊敬する人が、自分の目指すものであるか、または自分を形成しているものである」との事でした。
うーん。
天田昭次氏は幾度かの苦労をしつつ、しかし常に向上心と挑戦心を失わなかった人。虎徹は元は甲冑師だったものが50歳にて志をもって刀鍛冶になった人。
つまりそうした挑戦し努力する事が、自分の目指していることなのだろうかと考えさせられたしだい。
自分を見つめ直すという意味で、時には少し考え、自分の尊敬する人を探してみるのも面白いかもしれません。