いつも私の作品を読んでいただき、ありがとうございます。
このたび、新作長編
『白の令嬢が拾った戦後の亡霊』
奴隷市場で令嬢が拾った兵器は、白の屋敷でメイドとして歩き出す。最凶メイドが放つ乾いた銃声が、戦後の街を覆う闇を裂く。
の本編を、順次公開していきます。
物語の舞台は、大戦の混乱がまだ冷えきらないアルブレア連邦。
廃墟の闇市で三年間“番号”として放置されていた元DOLL・F01は、誰にも見向きされないまま、壊れたショットガンを抱えて沈黙していました。
そんな彼女を買い取ったのは、連邦でも“白”と称えられる名門、アストレア家の次女クラリス。
兵器として処分されるはずだったF01に「カレン」という名を与え、屋敷に迎え入れます。
静かな日常の裏で動き出す政治の影。
クラリスの孤独と誇り。
そして、命令だけで動いていた“兵器”に生まれ始める、ごく微かな揺らぎ。
文芸寄りの落ち着いた文章で、ノワール、戦後SF、ガンアクションが交差する物語として描いています。
更新は定期的に続けていきます。
もし楽しんでいただけたら、ブクマやレビュー、応援コメントをいただけると励みになります。
どうぞ、これからの物語の展開を見守っていただければ嬉しいです。
本編はコチラ
https://kakuyomu.jp/works/822139840012118720三毛猫丸たま