やっと、萌芽の季節編が書きあがりました。
長かった。
今まで、こんなに長く続いたことはなかったように思います。
藤子たちの短い青春、昭和初期の農村での彼女らの成長を、この令和の時代を生きる自分が書くというのは、不思議な感覚があります。
『この手があなたに触れるまで』は、まだ続きます。
萌芽の季節編は、ほんの始まりです。
次の舞台は1937年に移ります。
新編の最初の主人公は、藤子ではなく慎一郎になり、展開もかなり今までとは異なったものとなります。
多感な17歳の慎一郎に待ち受ける試練…。
それは彼の生き様や存在意義を揺るがします。
果たして、その結末の先に待っているのは?
『この手があなたに触れるまで~雪華葬送編~』
本日、2025年11月1日 公開です。
読んでいただけると嬉しいです。