松藤四十弐

殺人、誘拐、類似案件の計画及び調査。それがアンドウの仕事だった。計画屋を生業とするアンドウは、相棒と共に手を汚しながら、この世界から抜け出す方法を探し続けている。

twitterで投稿している140字小説です。

高校1年のときに書いた小説とも言えない小説を、19歳のときにブラッシュアップした稚拙な小説です。記念にアップしておきます。

人類の約８割が前世の記憶を持っているこの世界にマサヤは生きていた。前世の記憶は、ただの記憶だが、それでも前世の妻、聡美に会いたいと思っていた。 十五歳になり、前世の近親者と連絡を…

友達が死んだのは、２００４年９月の下旬。首を吊り、自らを殺した。十七歳だった。 あいつは誰にも何も言わず、なぜ自殺をしたのか。俺はそれを知ることにした。 ※若きウェルテルの悩み、…

別れた恋人はニューヨークへ行った。僕はちびちびと梅酒を飲みながら、君のことを考えている。

アレンチベルタの花畑の英語版です。粗悪英訳御免。

雨の日の、引きこもり男の寂しさと静かな怒り。 ※2013年執筆

男は『アレンチベルタの花畑』という風景画を見るために、旅行にきていた。そこで偶然、高校時代の同級生の肖像画を見つける。そして、彼女とは特別な関係だったことを思い出していく。