• 現代ファンタジー

【ネタバレ注意】人物紹介(アイリス)改訂版※イラスト付き

アイリスの改訂版です。
本編で重要な役目がまだ残っているので、第一部が終わったら内容を追記予定です。

下記のリンクは人物紹介+SSの早見表です。
楽園の登場人物まとめ
https://kakuyomu.jp/users/193karasumake/news/822139841398881039







◆ アイリス (Iris)

【概要】
一人称は「私(わたし)」。父親である椎名のことは「お父上様」、母親代わりのエミリアのことは「お母上様」と呼称する。
長く伸びた黒髪と金色に輝く瞳を持つ、小学三年生ほどの外見をした少女。記憶にある衣装を再現した紅白の巫女服を着用している。
その正体は、グリーンランドの地下遺跡〈方舟〉にある世界樹から誕生した「世界樹の大精霊」。かつては種の状態で固定され動力源として利用されていたが、椎名によって解放され、急速に成長し自我を獲得した。
現在は椎名と博士が開発した高性能な魔導人形(ゴーレム)を依り代として実体化し、椎名の娘として溺愛されている。

【人物・内面】
真面目で勤勉、そして非常に心優しい淑やかな性格。丁寧で落ち着いた言葉遣いをするしっかり者だが、情緒は豊かで、寂しさや不安を素直に表現できる繊細さも持つ。
家族と一緒にいることを何よりも大切にしており、特に椎名への敬愛は深く、彼の役に立つことを至上の喜びとしている。
妹のフリージアに対しては優しく諭すなど精神的に成熟した姉の役割を果たす一方、自身も彼女の存在に支えられており、互いに認め合い家族としての絆を育んでいる。
人間と精霊の価値観の違いに思い悩むこともあるが、家族に支えられながら少しずつ社会的な立場を確立しようと努力している。

「シオンお姉様に教わったのです。お、お父上様に喜んでいただきたくて……」[第407話]
「フリージアだけでなくレミル姉上様まで……。二人とも、これは模擬戦ですからね? 分かっていますよね?」[第513話]
「む……お父上様の御力を疑うのですか?」[第792話]

【経歴・役割】
種の状態で固定されて〈方舟〉の動力源に使われていたが、椎名が〈黒の原典〉の力で世界樹の種を成長させたことで誕生。「未来に希望を持てるように」という願いを込めて「アイリス」と名付けられ、個としての認識を確立した。 当初は世界樹から離れることが出来ず〈方舟〉の外へでることが叶わなかったが、椎名と博士の協力によりアダマンタイト製の依り代が完成。実体化したことで世界樹から離れて自由に行動可能となった。
魔竜との戦いではエミリアの召喚に応じて顕現し、強力な結界でブレスを防ぐなど、契約精霊としてもエミリアを支えている。 アレックスからはギルド本部に立ち入ることができる特別な許可証を与えられており、社会的な立場も確立しつつある。
日本の探索者学校で、椎名が企画した模擬戦に参加した際には、猪突猛進なレミルやフリージアをなだめつつ司令塔として活躍。戦闘後には暴走しかけたレミルを正座させて説教するなど、姉御肌な一面を見せた。 
日本でダンジョン災害が発生した際、フリージアと共に現場へ急行。二人で儀式を行い、消失したダンジョンの位置(位相)を特定するという、楽園のメイドたちにも不可能な芸当をやってのけた。その後、椎名が「神の座」へ至ろうとしていることを察知し、エミリアの元へ転移。フリージアと共に、そのことを報告した。

【能力】
世界樹の化身としての権能と、レミルに迫る膨大な魔力量を持つ。

世界樹の化身:全ての精霊の母たる存在(の一人)であり、魔力の気配や精霊の力を敏感に感じ取る。地球上の言語を半日で習得するほどの学習能力を持つ。
・空間転移(精霊の道):魔力のある場所ならどこへでも転移可能。
・精霊の眼:遠く離れた場所を覗き見る能力。これを使って時々、椎名とエミリアの様子を観察している。

魔導人形の依り代:椎名と博士が開発した特別製の依り代。オリハルコンやアダマンタイト、〈精霊喰い〉の魔石から錬成した〈精霊核〉が使われており、憑依した魂の霊基情報に合わせて形状を変化させる。

精霊魔法:エミリアと同調することで強力な魔法を行使する。
・空間遮断結界《リーメス・クロノス》:時空間干渉を用いた絶対防御結界。魔竜のブレスすら完全に遮断する。

世界樹の共鳴:妹のフリージアと協力することで発動可能な権能。消失したダンジョンの魔力の残滓を辿り、異空間の座標すら特定することができる。他にも一人では実現できない神の奇蹟を行使することが可能で、二人で力を合わせた時はイズンすら凌ぐ権能を行使する。

戦闘スタイル:膨大な魔力を活かした精霊術による広範囲攻撃や、強力な結界による防御を得意とする。また、戦況を冷静に把握し、味方に指示を出す司令塔としての能力も高い。


※Krita+AnimagineXL(4.0)で制作しています。

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