• に登録
  • 異世界ファンタジー
  • ラブコメ

クリスマスなので幻想化石発掘隊を復刻

クリスマスになってせっかくなので以前書いた幻想化石発掘隊を復刻します。毎日三話ずつ更新してまいります。

余談ですが、クリスマスになると、ケーキとサンタを思い出すよう世間が同調圧力をかけて来ます。だが、そこがいい。

サンタクロースのモデルは、聖ニコラウス。彼は小アジアの人ですが、貧しい家に金貨を投げ入れた人で有名です。貧しい家の娘は、そのおかげで結婚できるようになったらしいです。その時煙突に投げ入れた金貨がたまたま靴下に入ったため、靴下へプレゼントを入れるようになったとかで。自らの名も明かさず、見返りも求めないのがいかにも聖職者らしいですね。まじめな話はここまで。

それとは対象的に、現代のサンタクロースの謎は多い。
プレゼントの資金源。
空飛ぶ怪物、トナカイ。
血のように真っ赤な衣装。
あれだけ酷使しても元気なトナカイは、違法薬物……いや、脱法ハーブを吸わせているはずだ。
1番の謎は、そんな怪しい男を子どもたちがサンタさんなどと呼ぶ世相。

ここまで幻想的な生き物は地球にはいないと言っても過言ではないでしょう。まるで、幽霊や鬼、はたまたヤマタノオロチや九尾の狐のように不思議なあやかしであります。

幻想化石発掘隊はそんな幻想生物の化石の幽霊を辿って本体に辿り着く物語です。是非ご覧あれ。
ただし、サンタは出ません。

1件のコメント

  • 空飛ぶ怪物、トナカイ。ではなく
    空飛ぶキメラを彷彿とさせる恐るべき怪物、トナカイ。でした。
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する