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スティグマのラフカディアについて

一昨日、私は仕事で大失態を犯し、もう生きているだけの害悪と自己定義していました。その過程で何を血迷ったのか、クリスマスイブに真冬の海に飛び込もうとしました。すると、私の前に黒い影がパッと横切って、反射神経で身構えました。その影の正体は分かりませんでした。猫などの動物かそれとも幽霊だったのか。
それは置いといて、その影により反射的に身構えるということは、本能的に私はまだ生きようとしていた。
心は死にたがってはいたが、体に眠る生存本能はまだ生きようとしていた。
私は防波堤から降りると暗い夜道を笑いながら自転車で走っていった。
そんな私を他人が見れば、クリスマスイブに気が触れた危ないモノにしか映らないだろう。
でも、それでも良いのだ。生きているだけで、十分頑張っているのだ

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