セオリンゴ

中国の小説家、馬伯庸氏の「西遊記事変」の紹介とか、読後のあれこれ。評論とまではいかない。ただのエッセイです。

吸血鬼マリー、ジャンヌと名を変えて男装し、王の軍船に乗る。大西洋を南下し、マゼラン海峡を抜けて太平洋を渡る探検の船旅に、吸血鬼より凶悪な男がいた……

17世紀フランス、パリのマザラン枢機卿の図書室に居ついたマリーは魂の救済と自身の正体を求めていた。人たらしの枢機卿は彼女を図書館司書ガブリエル・ノーデの助手に任命するが……

100点を100回出さないと出られないカラオケルームに閉じ込められた王維・李白・杜甫・白居易・杜牧・李商隠・魚玄機。自らの詩を詠んで脱出をはかるが、なにかと癖の強い彼らと彼女に勝…

5月中旬、Xで突然降ってわいた小説家・十三不塔先生と翻訳者・大恵和実先生のトンデモ同人企画「脱出歴史SFアンソロジー〇〇しないと出られない部屋たち」 これを知ったアマチュアな私は…

とある大統領官邸の料理長に下された二つの命令。 「やらなきゃダメっすかね？」 「どう転んでも失職だぁ～」 「いや、下手するとパートナーの命がない」 料理長と給仕長とソムリエの選択…

半世紀前、オイルショック直前の夏の出来事を書きました。初エッセイです。

すみません。最初に宣言します。この小説というか恋愛の行方は書き手にも分かりません。どっち向いていくのか！　気になったら読んでください。たぶん短編の域で終わります。終わらせます！

植物に転生してどうしろと？

熱中症になりそうな暑い夏の日、一本の電話が……

ついに人類終末を告げるラッパが鳴らされる……はず

45年前、プリマバレリーナ巴美鹿の命を奪ったのは事故か事件か。

「浮き船ガーランド」https://kakuyomu.jp/works/16818023212093033821/episodes/16818023212093690153 続編…

宦官は男の陽物を切り、宮廷に仕える者たち。中国ではその歴史の始まりから存在した。王や皇帝の公私生活を支えた彼らは、時に国を支配するほどの権力を持った。その最大の理由は支配者と彼ら…

浮き船ガーランドの船主にして女王マリラ。女王と秘密の出会いをした少年カレナード。 再び出会うはずのない二人が、十年後に相対した時、世界の歯車が軋み始める。残酷な恋慕、揺らぐ友愛、…