こんにちは。
ずっと書いていた長編が、ようやく完結しました。
『異世界ハイウェイ・ドライブ』です。
深夜二時のダイナーに、血まみれのエルフの暗殺者が、光るトランクごと転がり込んでくる。話はそこから朝まで、ひたすら走り続けます。
そのトランクが、とにかく厄介で。止まると、持ち主のいちばん消したい後悔を、怪物に変えてしまう。
だから運び屋の主人公は、バカみたいにアクセルを踏み続けるしかありません。追ってくるのは、箱を高く売りたいヤクザと、箱ごと滅ぼしたい異世界の聖騎士団。舞台は、日本の首都高と異世界の荒野が継ぎ接ぎになった、狂った次元ハイウェイ「ボーダー」です。
正直に書いておくと、チート無双でも、ざまぁでもありません。過去を捨てて独りで走ってきた男と、長く生きすぎて誰も愛せなくなった女が、血と硝煙とジャンクフードにまみれて逃げながら、少しずつ互いの傷を見せ合っていく――そういう、少し重めのバディ・ロードムービーです。笑うところはちゃんと笑えて、ときどき胸が痛い。そのくらいの塩梅を目指してみましたw
もう完結しているので、途中で止まる心配はありません。一気に読んでいただけます。
「止まれば、過去に喰われる。だから俺たちは、バカみたいにアクセルを踏む」
よかったら、助手席に乗っていってください。
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