ここ数年かけがえのない人の死や、自分自身も命に関わる病気をして
生きていることや、死についてたくさん考えることがこの作品を書き始めたきっかけです。
大切な人を亡くした時
どんなに時間が経っても変わらない悲しみに苦しんだり
変わっていく世界や、自分に虚しさを感じ
どうしようもない無常感や絶望感に襲われました。
自分が大切な人を残して去ることを考えた時
自分の病気や、万が一に関してよりもはるかに
私のために大切な人が苦しんだり悲しんだりすることに
無力さと申し訳なさを感じて、やり場のない気持ちになりました
そんな中でも
今生きているありがたさや
たとえ離れ離れになってしまっても
愛するものや人たちと出会うことができてよかったと思えた事
生まれてきてよかったと思えたことを
私の好きな文学やイラストで残したいと思ったからです
私自身の病気に関しては早期発見でしたので、
経過観察が必要ですが大事に至らず手術後は今まで通りの生活ができています。