世界観に引きこまれ楽しく読めるファンタジー

少しの寂しさと未来へ向かう力強さと爽やかさ、これがこの物語を読み終わった読後感です。
少しずつ明かされる歴史や真実にああ……と思いながら面白く引き込まれました。
ラストは柔らかな陽ざしと風の暖かさを感じられて好きです。

居なくなった彼のことは残念だけど、彼の本当に望んでいたことはいずれ叶うと信じたい。
多分それは三界で真実を知り前を向いて歩く人達すべてが望むことだと思うから。
立場の違いやこれまでの歴史から簡単に争いはなくならないだろうけど、すべての種族が知らず食卓を囲んだあのシーンのようにお互いが思いやれる存在だってことに人々がいつか気づければいいけど。
次世代の彼らには幸せになりつつ頑張って欲しいなあ。

(3/17追記あり)
【2016年3月8日 11:18 レビュー】
果ての壁、好奇心をそそる地下迷宮図書館と中世ヨーロッパ風のファンタジー世界を堪能していたつもりが意外な天界の世界に。

主人公ノルドにいったいなにがあるのか、二つの世界(敵の世界もあると仮定すると三つ?)が今後どうなっていくのか。

美しい描写と息を飲むアクションシーン。
そして世界の謎、先が楽しみです。


(3/11 追記)
新たな人物と世界が加わり謎に迫れるのか、それとも謎が深まるのか。
そして期待したい再会もありそうでますます楽しみになってきました。

(3/15 追記)
ロジオンとノルドがいいコンビに(笑)
なんとなくいろいろ繋がってきそうだけど、情報が少なくて想像しかできない。でも楽しい。

(3/18 追記)
ロジオンさんがいるおかげか魔界が一番居心地がいい。女性悪魔さんも何を教えてくれるか気になるけどね。

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