概要
駆け抜けるのが青春なら、じくじく停滞するのが思春期
第13回空色杯応募作品になります。
お題は「立夏」×「カナリーイエロー」
文字数制限は5000字以内となります。
***
ゴミ捨てをしていると懐かしい歌声と共に思い出してしまった。
幼い日に歌の上手な女の子を傷つけてしまった事を。ずっと胸につかえていた烏山が朝のゴミ捨てをしていると昔懐かしい歌声が聞こえてきた。あの日、公園で聴いた歌だった。慌てて音楽室へ駆け込むが、少女の姿はどこにもない。2学年下は黄色のリボンのはず。けれど、どこを探しても黄色いリボンは見つからない。
カナリアの歌声をもつ少年は、幼い頃に公園で出会ったお姉さんを探していた。お姉さんに見つけてもらうほかない少年は焦っていた。声変わりしてしまえば、二度と見つけてもらえなくなる。
春から立夏を経て夏至になるように少年は思春期を経て大人となる。
お題は「立夏」×「カナリーイエロー」
文字数制限は5000字以内となります。
***
ゴミ捨てをしていると懐かしい歌声と共に思い出してしまった。
幼い日に歌の上手な女の子を傷つけてしまった事を。ずっと胸につかえていた烏山が朝のゴミ捨てをしていると昔懐かしい歌声が聞こえてきた。あの日、公園で聴いた歌だった。慌てて音楽室へ駆け込むが、少女の姿はどこにもない。2学年下は黄色のリボンのはず。けれど、どこを探しても黄色いリボンは見つからない。
カナリアの歌声をもつ少年は、幼い頃に公園で出会ったお姉さんを探していた。お姉さんに見つけてもらうほかない少年は焦っていた。声変わりしてしまえば、二度と見つけてもらえなくなる。
春から立夏を経て夏至になるように少年は思春期を経て大人となる。
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?