三分間の奇跡

　主人公は間違いなくHENTAIです。蹴られて踏まれて当然の所業とは思います。そのことをむしろ喜んでいるような気もします。
　自業自得と言えば「み」も蓋もないですが、実際に臭い「み」が出てしまったので可能であれば蓋もしたいことでしょう。
　主人公の最後のセリフが「クソが……」であって「クソ喰らえ！」出なかったことがささやかな救いでしょうか。南無。🙏

この物語はほぼコメディです。ですが、僕はそれだけじゃ終われないモノを強く感じました。

人って日常的に様々な判断を下しています。その多くの判断の結果が、人生を作ります。でもね、それだけじゃないんです。決めた判断の先で何を行なうのか、僕はそれがとても大切な事だと思うんです。

「生き様」という言葉があります。

自分と言う存在が日々「判断」を下し、そこから生まれる人としての「生き様」、それこそが人が人生を生きてゆく上で、とても大切だと思うんです。

この物語の主人公はひとつの判断を下します。

そして様々な困難に対し、実にタフにそしてマイペースに挑んで行きます。

僕はその姿を見た時、「確固た…続きを読む

悲しい。

あまりにもかわいそうで、実話じゃないという但し書きにホッと胸をなでおろしました。

笑うか嗤うか涙するか、読者によって受け取り方が別れそうなところが面白いです。

他の方の反応が気になるので多くの方に読んでもらいたいですね。

三分間の奇跡――え、これ、奇跡なんですか！？
内容を読んでからタイトルを見ると、また笑えます！

あらすじは・・・満員電車の中の一幕。
ありそうで、あったら絶対に困る話！
主人公の受難に涙を禁じ得ないはずが、
実際には吹き出してしまいます。

ちなみに作品概要に但し書きがありました。
「※この物語はフィクションであり、実話ではありません」と。
よ、よかった！！