第2話 キスシーンが多い問題

なんとなく長編の異世界ファンタジーの構想はできていたのですが、一作目からそれでは気が遠くなるなぁ…と思い、短編にチャレンジ。



せっかくの処女作は可愛く作ろう!

と書いたのが『アンプデモア』でした。



ふっ…誰もタイトルを覚えられないであろう。

だが、いいんだ。

これは記念だ。



自意識過剰な主人公の悶々さと、天然で思わせぶりな先輩を描ききれればそれでよいのだ!



そして、主人公の落ち込み期を書いていたら、どんどん主人公が鬱になっていく…。

コイツ、想定以上に根暗!(笑)

一体どうやって浮上させたらいいのか…!



などなど、キャラを見守り、キャラを書いて行くうちに終わりが見えてきました。



そしてキスシーンだ。

これで良い。

この物語はクリスマスの恋愛小説だから。



満足した私は次の短編へ。



書いてくうちにまたキスシーンがある。

しょうがない、性がテーマなのだから。



並行して、長編も書く。

キスシーンが出てくる。



あれ?キスシーン多くない?


昔、創作していたときは、額やほっぺにチューくらいだった。

いや、くらいとか言ってるけど、今思えばチューはしてる。



あかん。

無意識に書くと、チューばかりしている。

もっと違う話も書ける自分でありたい。



と、いう思いで『魔王様の子(勇者)育て奮闘記!』を書きました。



健全だっていける!

でもちょっと無意識になると、魔王と勇者がBLに転がりそうだ。

ちゃんと意識を保たないと(笑)。



話を戻して、なんでこんなにキスシーンが多いのか。


それはおそらく「キスをしそうな距離感」が好きなんだろう。



キスしたいのかしたくないのか、キスしたらどうなってしまうのか。

なんか、そのあたりの曖昧な関係性を大事にしている。



書いてるときは、「あ!コイツら!キスしやがった!」って、他人事のように思いながら書いてます(笑)。



作品数を増やしつつ、健全と夢と狂気のバランスをとりたいですね。



『アンプデモア』

一度完結しましたが、そのあと第二章追加。

第三章までの予定↓

https://kakuyomu.jp/works/16817330667840539302/episodes/16817330667854749169



続きを書いたらきっとBLになりそうな『魔王様の子(勇者)育て奮闘記!』

https://kakuyomu.jp/works/16817330668057862652/episodes/16817330668058215019

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