鈴なりの美しさを堪能して。

───これはの、そなたのこころの中にあった、そなた好みの娘のすがたじゃ。
にゃははは。

絶対的な力を持った妖の少女は、動けない男の顔を覗き込み、笑う。

ただよう、昏い妖の雰囲気と、赤い唇の、濃厚な艶の雰囲気。
うっとりします。

そして、読了後、その心と、水晶のような透明度の高い美しさに、心打たれ、……涙がにじみます。

すごく、すごく、美しい物語。
オススメです。
ぜひ、ご一読を! 

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