初恋の騎士と、親愛なる三度目の結婚を

主人公はかつてアンリ王女だった。
アンリ王女は漆黒の聖女（国を滅ぼす聖女）として表向きには抹殺される。
今はルシーナとして、不思議な能力を生かし街でひっそりと占い師として生計を立てていた。
そこへある青年がひとりでお店にやってくる。
国の行く末を占った結果
「青年とルシーナが結婚し、ルシーナが国を守る」カードが出た。
困惑するルシーナだったが、一方で結婚式当日、
白い聖女に告発されたルシーナが断首台に送られる映像も浮かんだ……。
今回は謎が多めです。

そんな緊迫した中、ルシーナのもう一つの能力、動物と話せるので
リス＆ネズミちゃんとの会話が楽しくてお話そっちのけで笑ってしまいました。
俺様…続きを読む

主人公ルシーナは有能な占い師。魔法のカードで未来を予知する力を持っています。ところが悪しき聖女に目をつけられ、断頭台におくられ、過去へタイムリープします。

——そう聞くと、よくある「やり直し物語」と思われるかもしれません。いやいやとんでもない。この作品は予測不能のジェットコースターロマンスです。どうぞ展開を楽しんでください。

物語はルシーナが青年リビファスと出会う場面から始まります。リビファスこそが、ルシーナが過去に戻るたびに繰り返し愛し合う、運命の相手でした。

でも二人はすんなりとは結ばれません。すれちがいのもどかしさが丁寧に描かれます。読者としてはジレつつも、ルシーナとリビファスに…続きを読む

物語はヒロインの元へ訪れたイケメン君が、国の行く末について占いをお願いするところから始まります。
この運命の出会いが国を救うことになるようです。

ヒロインとイケメン君は悩んだり間違えたり葛藤したりする心情がとってもリアルで、自然と２人に感情移入できちゃいました。
微妙な心の変化とか、成長していく過程が分かると、こっちまで嬉しくなったりします。
嫌味なくわざとらしくなく、自然にそれぞれのキャラクターを描けていることが素晴らしい。

ドキドキしたい人にお勧めします。
是非、一読してみて下さい。

「ほのぼの恋愛物語」を想像して読み始めましたが、
実際はサスペンス的な要素とファンタジーの要素が心地よくミックスされた作品でした！！

黒と白の聖女の存在、国の存亡、未来を占う能力の活用、タイトルの意味…　

などなど、今後の展開に期待や想像を膨らませてしまう要素がふんだんに含まれています！

この物語の結末、みんなで見届けませんか？

まだ、二話までしかない作品なんです。でも、レビューを書かずにはいられなかった！

タイトルにまず惹かれました。『親愛なる三度目の結婚』とは何だろうか、と。
そして、読んでみてドはまりしました。だって、主人公の能力がとっても魅力的だし、超絶イケメンは出てくるし、とにかく面白いんだもの！！

ええ、これからこの二人結婚するの！？　いきなり！？
ってワクワクして、でも、タイムリープものなんだよね？　これ……って思うと、さらにワクワクして。

冒頭の引きがとにかく強いので、是非とも読んでみて下さい！