概要
異次元より愛を込めて。奇想短編小説の群れを、捧げます。
くじ引きで当たった「神様の骨」の謎を解くため彷徨する男女(「神様の骨」)。
告白の返事をする5分前、突如として植物になったクラスメイトに水を遣る日々(植物になったサトウくん)。
我慢強いアップルパイ子ちゃんに一目惚れした全身チーズ人間の奇想天外なプロボーズ冒険譚(全身チーズ人間のプロポーズ)。
過去と未来を重ね見るダンが見る、大切な人との切ない未来、忘れられない過去(君たちよ、幸せであれ)。
※羽座日出樹の名義で活動していた頃の短編をかき集めたものです。奇想の塊を愛してやってください。
告白の返事をする5分前、突如として植物になったクラスメイトに水を遣る日々(植物になったサトウくん)。
我慢強いアップルパイ子ちゃんに一目惚れした全身チーズ人間の奇想天外なプロボーズ冒険譚(全身チーズ人間のプロポーズ)。
過去と未来を重ね見るダンが見る、大切な人との切ない未来、忘れられない過去(君たちよ、幸せであれ)。
※羽座日出樹の名義で活動していた頃の短編をかき集めたものです。奇想の塊を愛してやってください。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!少し不揃いな、でも目を奪われずにはいられない、奇石・妖玉の数々。
ちょっといい感じのSF短編集を読んでみたいということであれば、カクヨムにも少なからず書き手さんがいらっしゃいますが、ほぼ外れなしの、アイデアも文章も粒よりの短編集となると、なかなか見つけられるものではありません。本作は、多分そんな特級作の一つに数えていいはずの、キレキレの名作集です。
何がすごいかと言って、その振れ幅。「奇想短編小説の群れ」とはご本人の呼び方ですが、このバラエティーの豊かさは、そんな謙遜気味のキャッチなどにとうてい収まるものではありません。読んでてもう開いた口がふさがらないというか、ぶん回されて貧血起こしそうと言うか。
海外翻訳もの調のとんがった(でも泣かせる)SF…続きを読む