黒キ剣聖〜転生しても俺だったんだが(ry〜

　霞ヶ浦佑介は佐川亜理紗を好いていた。
人と関りを結ぶことを諦めた彼に、彼女は優しく接してくれた。
そんな彼女に惹かれた彼は、告白することを決意した。
しかし、それは叶わなかった。
彼は告白することを諦めたのだ。
榊原玄弥が彼女に告白するという、噂を聞いただけで。

弱気になってしまうのは、彼の過去が原因なのだろうか。
無理やり気持ちを飲み込もうとも、そう簡単に自分は騙せなかった。
心がズタボロの彼に追い打ちをかけるように、電車迫る線路の上に、彼は後ろから押され飛び出してしまった。

そうして彼は、異世界転生を果たした。
二度目の人生だぁぁぁぁぁぁ！！！！

この作品は序盤であるにも関わらず、王道に周囲を「あっ」と言わせる主人公のチート判明は勿論のこと、現代日本で主人公の死でどんな影響を与えたか等の読者を飽きさせない山と谷が非常に上手く盛り込まれています。

個人的には（元）女神様のポンコツっぷりが一番楽しめてます（笑）

異世界転生と超可愛いヒロインが好きな方は是非読んで下さい！

展開は少しゆっくり目ですが、描写が丁寧でとても好感のもてる物語。

女神が主人公に好意を持っていて、いろいろ優遇してくれる展開も甘々（ラブコメ的な意味の甘さ）で良かった！

一章を読み終えた時点でレビューを書きました。この先の展開も期待大です！

現代社会を舞台にした青春物語を思わせるシーン描写。
前世で登場したキーパーソンたちの心理描写や青春模様が丁寧に描かれています。
そこが、今後の展開を期待させてくれる、今までにない異世界転生物なのではないでしょうか。
ひょっとしたらあのキャラは？
そんな思いを抱かせてくれる作品に仕上がっています。
異世界転生物が苦手な方でも楽しめるのではないでしょうか。
一度、手に取り、読んでみてください。

まず主人公の転生前がきちんと描かれるので、転生前から感情移入しやすいです。
今度こそ努力して悔いのない人生を歩もうと決意する、その根拠が示されているので、応援したくなります。

また最初から惚れてるヒロインの存在にも説得力があります。
転生した理由とも関係があり、なるほどと納得させられる構成。

転生前や転生までのいきさつが細かく描かれ、転生後の人生への期待が高まります。

たゆまぬ努力を続けなければ使いこなせない能力を授かりますが、これも授かったというより主人公がみずから選んだもの。
決意をこめて新しい人生レイジとして歩み出す彼と共に異世界ライフを楽しみましょう！

祐介はコミュ障で友人もいなかった。けど、意中の女性・佐川に文化祭後告白しようかと思ったが、自分に自信がなく断念。帰りの電車で祐介は後ろから誰かに押されて死んでしまう。
目覚めた彼は転生の女神と出会い、新しい世界へと向かうことに。多くの有能スキルをつけてもらうが、努力しないと発揮できないもので……！？

昨今の転生ものはチートで無双しまくる物が流行りであり内容も薄っぺらい物が多い傾向にありますが、本作はチート能力を持ちながらも能力を最大限に扱うには弛まぬ努力が必要だというジャンプ系のストーリーです。
ポンコツな女神もポイントですがそれ以上に心理描写などが丁寧であり読んでて面白いです！

「チートモノ飽きた！努力する主人公がみたい！」

と思ったそこのアナタ！
是非、漆黒剣聖を読んでください飛ぶゾォ