ソリに乗ってサンタが来たの！

　この作品の登場人物は、作者さんとその甥っ子くんです。
　保育園に通う作者さんの甥っ子くんは、サンタクロースを信じており、12月25日に興奮気味に「サンタさんが来たんだよ！」ということを話してくれます。
　クリスマスがあまり好きではないという作者さん。しかしサンタを信じている甥っ子の夢を壊すようなことはせず、ちゃんと話を聞いてあげます。

　彼によると、どうやら「シャンシャン」という音がしたソリを引く音がしたとのこと。作者さんは、どういうことだろう……と想像しながら話を聞いているうちに、あることに気づくのです。

　はてさて、甥っ子くん「がサンタが来た！」と思った理由はなんだったのでしょうか…続きを読む

子供の見ている世界と、大人の見ている世界って全然違う。
大人にとっては鬱陶しいあの音も子供にとっては……。
自分もそういうときあったのかなぁと懐かしい気持ちになる素敵な作品でした。

その発想はあんまりなかった(関心)
突然の自分語りになってしまうのですが、私雪国出身なので雪の時期になれば夜中にわんさか鳴るあの音をそういう風に認識することが出来なかったのですわ。
なるほど、そういうモノの捉え方もあるわけですな。これこそが目からウロコ、というやつでしょう。