「彩雲華胥」を読んでもらいたい!という気持ち その4



今回も、彩雲華胥さいうんかしょをより楽しんでいただくため、番外編を読むおすすめのタイミングその2をご紹介します。


前回に引き続き、本編まだ読んでないよ、番外編?本編読まないと解らないんじゃ・・・な方、大丈夫です!どちらから読んでいただいても楽しめる、そんなお話になっております。


※ネタバレが嫌な方は、本編もしくは番外編をお読みの上で参考にしてください!逆に、こちらを読んでから本編や番外編を読んでいただいても問題ありませんので、興味のある方は進んでください。


では、早速、お話を始めましょう。



【 おすすめポイントその2 】


こちらも第二章16話「約束と誓いと」にて、竜虎りゅうこが心の中で呟いた言葉"俺が、守るって言ったのに"の意味が解る番外編となります。

世の中には色んな人間がいて、疎まれることの方が多い無明むみょうに対して、竜虎りゅうこはそのすべてから守りたいと思っています。

もちろん、すべてからなんて無理だと解っているけど、それでも自分だけは、という思いが常にあるのです。

そんな風に彼を変えたきっかけとなる話が、この番外編。



~あらすじ~


桜の咲く季節になると思い出すことがある。金虎きんこの一族の敷地内に咲く満開の桜の木の下で、楽しそうに舞う子供の姿を――――。

五歳の頃、初めて無明むみょうと遭遇した竜虎りゅうこは、噂通りの奇怪な行動をする変人ぶりに驚愕する。枯れた桜の老木に話しかけるその姿に、帰りたい気持ちになった竜虎りゅうこだったが、次の瞬間、信じられない光景を目にした。


竜虎りゅうこ無明むみょうがふたりだけで妖退治を始めたきっかけも、この番外編には描かれています。



この紅鏡こうきょうの丘の桜の木は、本編にも絡んでくる重要なポイントです。なぜ桜の木が植えられ、枯れていた老木が無明むみょうに応えたのか。

桜の木の化身が無明むみょうにだけ見えるのも、謎のひとつです。


おすすめはちび竜虎りゅうこが初めてちび無明むみょうに出遭った時の心の声ですかねー。

何も知らない上で無明むみょうを見た竜虎りゅうこが、噂通りのヤバい奴だった!と素直に驚くところが見どころです!



「徒夢語」より、

二、花陰で舞う 全4話

https://kakuyomu.jp/works/16817139557412255412/episodes/16817330647527803158


「彩雲華胥」を読んでもらいたい!という気持ち その5 に、つづく!



その他のシリーズはこちらです↓


彩雲華胥さいうんかしょ」はこちら↓

https://kakuyomu.jp/works/16817139555360581458

彩雲華胥さいうんかしょ泡沫語うたかたがたり-」はこちら↓

https://kakuyomu.jp/works/16817139555975427289

※こちらはBL要素強めです。苦手な方はご注意!

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