ヨサクの異世界研究日誌（自重はするが、出来てるとは言ってない）

昔、須藤与作と呼ばれる『消えた天才』がいた。世界によってもてはやされ、世界によって「抹殺された」天才が。彼の夢、その先の未来を、世界によって奪われたのだ。しかし、彼はアンドロイドとなって生きていた！……ちょっとカリスマと威厳を搭載し忘れて。

「助手！ドラゴンだぞドラゴン！」
「あ、これポーションの素材っすね」
「助手？博士ドラゴンに襲われてるよ？せめて無視するのはやめて？」

　アンドロイドとなった博士と助手が繰り出すドタバタ異世界珍道中！自力で異世界転移をした彼らが、異世界を引っかき回す！

「世界に翻弄されたんだ、今度は博士達が世界を翻弄してやる……！！」
「博士ー、帰るっすよー？」
「あ、ちょっ、待って！博士かっこつけてる所だから！」
「ドラゴンに咥えられながら言われても格好はつかないっすよー」

……多分！