概要
新任大臣・蘇我馬子、最初にして最重要任務
古墳時代後期――
初瀬の離宮に、越の江沼国を治める裙代(もしろ)とその従者・蠏足(かにたり)がやってきた。
彼らの報告によれば、北つ海の港に高句麗からの国使が漂着したという。
国交の無い国からの来客に、ざわつく朝廷。
しかも、都に報せが届くのにも時間がかかりすぎていた。
大王は外交の準備と、調査の勅命を蘇我馬子に下す――
初瀬の離宮に、越の江沼国を治める裙代(もしろ)とその従者・蠏足(かにたり)がやってきた。
彼らの報告によれば、北つ海の港に高句麗からの国使が漂着したという。
国交の無い国からの来客に、ざわつく朝廷。
しかも、都に報せが届くのにも時間がかかりすぎていた。
大王は外交の準備と、調査の勅命を蘇我馬子に下す――
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