朱を奪う紫

『あけをうばうむらさき』
→ 紫之奪朱也(紫の朱を奪う)


　古代中国で、正色とされていた五色の朱色にかわり、中間色である紫が好まれるようになった事から、邪道なものが正しいものに取って代わり、その地位を奪うことのたとえ。
　また、似て非なるもののたとえ。


※このお話は【首葛籠】の番外編になります。
https://kakuyomu.jp/works/16816927859914890483
本編未読でもお読みいただけますが、若干のネタバレを含みますのでご注意ください。