ジェンダーレス……よく目にする言葉です。きっとずっと昔からあったのに、それを表す言葉が存在しなかったのは、それを認めようとしなかったから。自分らしさを突き詰めると、そこには、国籍も、宗教も、性別も、想いも、どんな境界線も消えていく。どんなラインも、飛び越えて、主人公とヒロインには幸せになって欲しい。そんな気持ちにさせてくれる作品です。
この恋愛ものはジェンダーレスという難しい問題を抱えています。それでも好きになるのは人の心が暖かいから。その暖かく優しい気持ちで世界を作っていけたらいいな、と思いました。世間の目などの冷ややかな態度も、二人が幸せになれば見返せるのかもしれません。
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