概要
王子様にかけられた魔法は、まだまだ終わらない
近所のお兄ちゃん。あこがれの王子様。2歳差の壁は大きい。だから私は、お兄ちゃんに彼女ができた瞬間に諦めたんだ。
それから私は王子様を探している。
ドコにも、そんな王子様はいないって分かっているけれど。
※君と王子様企画 参加作品
※カクヨムweb小説短編賞2023にエントリーしました!
それから私は王子様を探している。
ドコにも、そんな王子様はいないって分かっているけれど。
※君と王子様企画 参加作品
※カクヨムweb小説短編賞2023にエントリーしました!
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!奪われたはず・・・私の王子様
幼き頃から乙女は王子様を探しています。いつか自分を幸せにしてくれる王子様に憧れます。
でも素敵な王子様の周りには素敵なお姫様がいます。だって私が憧れる王子様ですから当然です。お姫様の手を取る王子様の姿を見たって泣いたりしません。
油で汚れた娘には手が届きません。追いかけても奪われてしまうのです。
せめて夢の中だけでも王子様と一緒に幸せになりたい。
そう夢の中だけでも・・・
・・・って お兄ちゃん今何を言いましたか 姫ちゃんって言いましたよね
都合の良い話が聞こえましたが私の妄想ですか 期待しちゃいますよ
今も本棚の奥に眠っている絵本。もう少し私の王子様に期待してみようかなんて気持…続きを読む