睦月班長の午後は妙に騒がしい

　テラフォーミングが成功した火星での物語。

　アケローン地底湖のほとりに配置されている沿岸警備隊は超絶暇な部隊だった。毎日、定時パトロールしかする事がない。そんな暇な警備隊のお昼休み、テロリストが潜んでいるとの情報が寄せられた。

　第二班の班長、睦月悌少尉は嬉々として出動した。

※こちらは「雪を溶く熱 — 火星の冬とテラフォーミングの子供たち—」の番外編ストーリーとなります。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054898132872

「第三章　アケローン地下都市」に登場する沿岸警備隊の班長、睦月少尉の活躍を描きます。

　台詞に関しては本編と同じとしておりましたが、今回、一万字以内に収める為に一部削除しております。出前のどんぶりとかです。ご了承ください。