【確認】ベルンハルド王国の統治について


 ここまでに、ベルンハルド王国の2つの郷土領エーリクフェンとミルハザーディンが舞台となりました。ここで、王国領、郷土領クローノ、それに、素領ジーノの関係について確認しておきまししょう


【ベルンハルド王国の統治】

 リスタリカたちが住まうベルンハルド王国には、統べる地の大きい順に、国王、領主、素領主ジーノムという3段階の統治者が存在します。


§ ベルンハルド王国

 王国領は、王都ベルンハルドを中心とした直轄地と、王朝に忠誠を誓う領主たちが治める郷土領とで構成されます。

 王国には、大中小、併せて77地の郷土領クローノが存在します。


§ 郷土領クローノ

 各郷土領は、王朝に朝貢する義務を負いつつ自治権を有します。郷土領は朝貢の位階に応じ、上位、中位、底位に区分されます。リスタリカが育った郷土領エーリクフェンは中位の郷土領に分類されています。エーリクフェンと隣接するミルハザーディンも中位の郷土領です。


§ 素領地、素領ジーノ

 郷土領クローノ内の貴族のうちち侯爵家、伯爵家、子爵家は、素領主ジーノムとして、素領ジーノを統べる資格を持ちます(男爵家、准男爵家は、素領主ジーノムから素領ジーノの一部を与えられることがあります)。

 リスタリカの実家であるアールトネン伯爵家は、代々、素領ジーノアールトネンを治めています。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る