君の小指でチョコフォンデュ

｢足でチョコフォンデュがしたい｣

恋人が仮にこんなことを言い出した日にはあなたはどうするだろうか。


別れを告げる？ビンタをかます？それとも罵倒？

少女・海鳴 渚はそのどちらにも当てはまらなかった。
ただただ受け入れた。文句を言いながらも受け入れた。

たとえ幼馴染で彼氏でもある少年・齋藤 優が人目を気にせずに先程の発言をする変態であっても。



時は、バレンタインデー間近。男女問わず血気盛んになる時期であり、それは渚と優の両者共々同様だった。


しかし、二人にとってバレンタインデーはただのイベントではなく、互いの愛おしさを再確認する特別な日でもあるのだ。


変態作者による、変態系純愛(？)ラブコメ短編、ココにあり！